今年も、色々なスキー板を履きました。
まずは、草レースを楽しんでいるマスタークラスの方々、
マスターの大会を目指している方々向けです。
対象となる板の順位付けは、オヤジの独断です。
5位 HEAD i.Speed Pro 180cm R18
競技用トップモデル、セカンドモデルの違いがよくわからない
ところですが、体重がある、パワーがある、技術があって、
速いスピードで滑れる人向けです。
履いた時、180cm以上の長さに感じますし、R21くらい
の板に感じます。もう少し、しなやかさが欲しいところです。
4位 AUGMENT Worldcup Pro GS 181cm R21
オーストリアのハンドメイド・スキー・ブランドのAUGMENT
のマスター仕様のモデルです。ノルディカのドーベルマンの
テールをもう少しソフトにしたような感じの板ですが、R21以上
に感じましたし、181cm以上にも感じました。
パワーは必要ですが、シャープに切れます。ハンドメイドで
丁寧に作られた板らしく、滑っている時の板の反応も、非常
にナチュラルな感じがあります。
スピードが出るセットの時には、強みを発揮しそうな板です。
パワーがあり、技術もあるシニアレーサーにお勧めです。
3位 HART InfinityG Race 180cm R21
HARTのマスター向モデル。昨年までのモデルにもあった
んでしょうか?。初めて見て、履きました。
履いた感じは、サロモンより、さらに軽快な感じで、レース
入門者から、基礎スキーヤーにもお勧め出来そうな、間口
の広い板です。
2位 サロモン RACE GS 180cm R24
サロモンの競技用スキー初体験。オガサカのようなしっとり感
もありますが、もう少し軽快な感じで、癖も特に感じませんで
した。
色々なレベルのレーサー、基礎系大回り用としてもお勧めでき
そうな板です。人気がある理由がわかりました。
1位 オガサカ Triun GS-M 180cm R23.1
しっとりと雪面を捉えてくれる感覚があって、硬い荒れたバーン
でも、安心して攻めていける気持ちになる板です。今年履いた
試乗板の中では、マスターレーサーへの一押しスキー板です。
そして、いつもながら感心するのが、オガサカさんの、エッジの
仕上がりの良さ。エッジが、変にひっかかることは皆無。シャープ
に切れながらも、わずかにズラシたいと思う時に、思うままに板を
ズラスことも出来ました。
オガサカのメーカーへのチューンナップで、この状態が確保できる
ことを考えると、尚更お勧めになりますね。
このしっとり感が、最近のオガサカの一般用スキーに、もう少し
欲しいと思ったのが、今年履いたオガサカの来シーズンモデル
に感じたことです。
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