なんておしゃついた街なんだ!!

「おしゃついた」とは小島慶子さんの造語で、

「おしゃれで落ち着いた」という意味。

代々木上原を例えて、「おしゃついた街」と呼んだ訳です。

 

僕が編集と取材をしている日経REVIVEの取材で、

小島さんと代々木上原を散歩しました。

小島さん、ショートカットにしてますます俺の好み、フフッ(笑)。

 

「ショートカットにしたんですか、すごく似合ってますよ」と言ったら、

「こないだ会った時も同じこと言ってましたよ」だって。

 

チッ、冒頭からつまづいてしまったぜ。

その上ブログ初心者、写真も撮り忘れちまった。。

 

小島さんはオーストラリアに移住するまで、

代々木上原に13年も住んでいたとか。

小島さんが言う通り、おしゃついた店がいくらでもあるわ〜!

取材先リストが軽く10件を超えてしまって、

これは先日取材した戸越銀座とはだいぶ違うな〜と実感。

 

冒頭の写真はカンパーニュのフレンチトースト。

「ルヴァン」という上原族に長年愛されてきたパン屋さんのメニューです。

何がおしゃついてるかというと、この写真がすでにおしゃついてる!

普通にiPhoneで撮っただけなのに、テーブルの傷の入り方がすでにおしゃれ!

どう撮っても、誰が撮ってもおしゃれ!

味だってカンパーニュの酸味とはちみつの甘みが合わさって、

大人のためのスイーツになってるところがおしゃれ!

 

もうダメだ。

矢継ぎ早のおしゃれ攻撃で死にそうだ〜。

 

「キャンティ 代々木上原店」では、かつての六本木族やユーミンも食べたという「スパゲッティバジリコ」が、飯倉片町本店より安い価格で食べられる。

 

今のようにバジルが手に入らなかった時代に、キャンティのシェフが考えたのが紫蘇の葉とパセリで代用するというレシピ。本当に驚くほどの大量の紫蘇とパセリを細かく刻んで、オイルパスタにしてある。これが独特の風味を生み出しているので、食べたことのない人は機会があったらぜひチャレンジしてください。

これぞジャパニーズイタリアンの名品です。

おっと、またまた写真を撮り忘れたぜ。

 

上原のおしゃついた街散歩の最後は、

おっさんひとりで坂を下って噂の古書店「リズムアンドブックス」へ。

小さい店なのに、サブカルチャーの迷宮に入ったかのようで超楽しい。

戦利品は、矢作俊彦の「東京カウボーイ」。イラストが大友克洋です!

それから唐十郎の「吸血鬼」。装丁が四谷シモンですよ!

 

帰りに店主に「このあたりにカフェとかありますか?」と聞いたら、

「おしゃれなカフェとか知らないんですけど、この先にドトールありますよ」

 

という訳で、分相応にドトールに落ち着いた俺だったのだ。