人生３０年生きていると、どん底に感じる時もありますね。
大切な人と離れるかもしれない・・・となったり
仕事を失ったり
お金がなくなってしまったり・・・
あれ、人って何かを失うことが怖いのですね。
その恐怖を避けようと、我慢してみたり
執着してみたり。
でも、失う時は失ってしまうのです。
いくら心の学びが深くても、お金の知識があっても
うまくいかない時はあるのです。
これは絶対です。
必要な学びはどうやったって、来るのでしょう。
そう思います。
で、そんな人生のどん底をどう乗り切るか？です。
この話は「これから良くしていくぞー！」って人じゃないです。
悲しくて、苦しくて、どうしようもない人に向けてです。
やっぱり、事態を好転させようと動けば動くほど
事は悪化し、意味がなく、自己嫌悪になる・・・
そう感じます。
そんな時こそ本当に「今」を生きるしかなくて
それが一番の癒しであり、実は一番早く事態を好転させてくれるものです。
私も大切な人を失ったとき
苦しくて、寂しくて、怖くて、しょうがなくて
でも、抜け出し方がわからなくて
私を救ってくれたのは「仕事」でした。
家族より、友人より、仕事でした。
あんなに会社に行くのが嫌だったのに
愚痴ばっかりだったのに
喪失感と自己嫌悪で押しつぶされそうな私が
毎朝起きて、会社に行って、淡々と仕事をするという毎日に大変救われたのです。
辛いときって、「今」にいないのだと思います。
「今」とは、大切な人がいないという「今」ではなく
もっと細切れの一瞬のこと。
「呼吸をしている今」
「お茶を飲んでいる今」
「PCと向き合っている今」のことです。
過去や未来に思いをはせて、苦しくなっている私を
忙しい仕事は「今」に戻してくれました。
そうすると
「今、この瞬間」は何ら変わりなく
私は生きていて、安心な世界にいるのです。
大切な人はいなくなったけれど
「今、この瞬間」には支障はなかった。
いつもと同じで、ちゃんと生きてるということがわかりました。
もちろん、ふと過去や未来に意識が飛び
悲しみが溢れてくることもありましたが
その時は、会社のトイレで泣いて・・・w
また「今」に戻ってきて、仕事をしていました。
目の前の仕事をこなすことは
「今、今、今」にいる訓練になっていました。
どうしようもなく苦しい人は、意識が今にいないのです。
（事態が起きた瞬間は悲しみを味わい尽くせばいいと思います。その後の話です。）
そんな時は、目の前のことを丁寧にこなしたり
集中する（無心になる）ということをしてみてください。
「今、この瞬間は大丈夫だ」とわかります。
そして、心がホッとしますので。
そうやって自分を癒しながら生きていると
意識がフワッと変わる瞬間が訪れました。
大切な人を失ったことへの感じ方が明らかに変わってきたのです。
後悔や自己嫌悪がなくなり、寂しさも薄れていったのですね。
ポジティブというより、ニュートラルになりました。
そこから、自分の好きなことを選ぶという生き方にシフトしていったわけですが・・・
今日伝えたいのは、結果どうなったか？ではなく
「今この瞬間」に集中すると癒される、ということです。
苦しみをなくそうとか、事態を良くしようなんて考えなくていいので
今の苦しみを和らげるためだけにやってみて欲しい。
どん底の時は、何とかしようとせず
事態を受け入れて、「何の問題もない、今を生きる」やってみてください。
では。
ヤマユカと一緒にマインドと美を磨く半年間・・・♡
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