前回までは、こちら→ 「私がコーチングをする理由 ~気付き~」

このテーマ長くなりそうです・・・

皆さま、お付き合いくださいませ。

私が、コーチングをする理由。 


 

楽しい社会人生活を送っていた私ですが、

4年目になり、自分の異変に気付き始めます。

 

仕事中も、お昼休みでさえも

楽しくない時間を過ごしていました。


 

 

それでも、辞めるなんてダメだ。

どうやって生活するの?

やりたいこともないのに辞めるの?



何より、仕事を辞めるなんて

お母さんがガッカリするよ…


 

今、思えば

あの頃から仕事に違和感を感じていて、辞めたかったのですが

その気持ちを認めるのが怖かった。

認めた先に自分がもう戻れない場所に行く気がして。

 

 


 

どうしても楽しめない私。

その時の私の顔は恐らく死んでいたのでしょう。


上司に呼び出されました。

 

「新しいことにチャレンジしてみる?」

 

 

急な提案でした。


企業内で、他部署に異動願いを出すことができる制度があり、

その期限が迫っているので、挑戦してみないか?というもの。


闇の中にいた私は、このまま辞めるよりは、後悔はしないだろう!と

その話を受けることに。

 

 

私は、仕事を辞めずに済む選択肢を探し求めていたのです



 

異動願いを書いて、面接を受け、

私は晴れて新しい仕事をするべく異動しました。


これで辞めたい思いから、逃れられる!

そう思っていました。


私は、6年目になっていました。

 

 

 

 


新部署での仕事は、なかなか大変でした。

それでも、中堅になろうとしている私は、

早く一人前になるために必死。


それでも、会社を辞めたいという思いは消えることはなかったのです。


 

 

その頃から、自分のことが嫌になり始めます。





何で、どこに行っても辞めたいの?

私、わがままなんじゃない?

そうやって、自分のことを責めていました。






自分がどうしたいかなんて考えていませんでした。


 

 

自ら異動をしておきながら、辞めたいなんて絶対に言えない。


すぐ辞めたいという人だと思われたくない。

 


家族にこう思われる…から、会社の人にこう思われる…

他人軸で生きていました。



 

ただ辞めたいと思った仕事が

その気持ちを認めずに異動したことで


辞めたいけど、こう思われてしまう・・・

私の中の他人軸がさらに状況を複雑にしていました。




その頃、私の気持ちとは裏腹に

新部署を含める会社の人たちから、

私は向上心溢れる人だと思われるようになります…


当然と言えば当然です。

自ら希望して難しい仕事に体当たり社員ですから。笑

 



仕事の習得に励んでも、楽しさを見つけられないまま

1年が過ぎていました。


過ぎていたというか耐えていた。

辞めたいけど、辞めたくなかったから。

 

 

 

 

ある朝、上司に呼ばれます。


 

上司が言った言葉は

「もっと、バリバリやりたいだろ~。」



 

 

また、異動でした。

 

 

 


7年目を迎えたところで、

小さい部署ですが、忙しいところにやってきました。


仕事内容は

海外とやりとりをすることがメイン。

 


辞めたい思いを抱えながらでしたが、

入社してから、ここの仕事が一番やりがいがあるかも!!

そう感じる部署でした。

ここで仕事のやり方をたくさん教わったと思います。

 


しかし、とにかく忙しかった。

やってもやっても終わらない仕事。仕事。仕事。

 

毎日、気を取り直して

時間内に終わるように取組むも、終わらない。

 

時間がない。でも、また仕事が来る。

毎日、ガムシャラでした。


 


私は

辞めたい気持ちがあるにも関わらず

私はこれもやらないと、あれもやらないと…と

自分を追い詰めていました。



その理由も明確です。

周囲によく思われたかったから。

 

 

自分の気持ちを無視して

走り続けた私でしたが



とうとう、自宅で倒れます。

救急車で運ばれながら、ようやく自分が無理をしていることに気付くのでした。


とにかく、悲しくて、悔しかった。



つづく。

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