借金あり、できちゃった結婚、SE、起業、家庭環境、出産、倒産 -3ページ目

あらすじ45

初出社は、8月1日の凄く暑い日だった。
初日ということもあり、スーツを着て行った。
夏用のスーツなど持っているはずもなく、オールシーズン用のスーツで、暑さで頭がクラクラしながら出社したのを覚えている。

出社後、社長に挨拶をすませ、先輩方に挨拶をしに向かった。
その会社のオフィスは、マンションの2階~4階に一部屋づつあり、従業員は6人しかいなかった。

新入社員は、俺一人ではなかった。
俺の他に聴覚に障害のある神田という人が一緒に入社していた。

従業員6名の零細企業だけあって、俺ら新入社員への研修カリキュラムなど無い。
見かねた先輩の一人が考えてくれた研修が、自作パソコンを作るというものだった。
その研修には、社長も興味を示し、俺らはそれぞれ10万円づつ現金を渡され、自作でパソコンを作る知識など持ち合わせないまま秋葉原に行かされた。


【次回あらすじ46】
秋葉原

あらすじ44

メールを返信した20社の中から、さらに5社に絞り込み、その内3社から面接をしてもらえることになった。

始めに面接に行ったのは、新宿にある携帯コンテンツを開発している会社で、なかなか感触はよく後日連絡をもらうことになった。

次に面接に行ったのは、サーバーなどのメンテナンスをしている会社だった。
いきなり次の日からお試しで来てくれと言われ、朝出社するとそのままお台場のテレコムセンターに連れて行かれ、サーバーのハードディスク交換をさせられた。
そこからの帰り道に一緒に来ていた先輩にハードディスクの中身について聞いてみた。
すると、その先輩はさらっと出会い系サイトと言った。
実は、その会社は出会い系サイトの運営会社で、サクラなんかも雇っているようだった。
次の朝、断りの電話をし事なきを得た。

次は、ソフトウェアの開発をバリバリにやっている会社で、面接の冒頭にいくら欲しいんだと聞かれた。
その会社は、年俸制らしく、月21万のボーナス30万と言ってみた。
すると初年度のボーナスも保証すると言われ即採用となってしまった。

携帯コンテンツの会社は、内定の連絡をもらったが、即採用された会社で金額を提示されたことと、当時は携帯コンテンツというのは余り知られていなく、実は何をしている会社かよくわからなかったということもあり断った。

高校を卒業し就職して辞めてからフリーターをしながらモガいてきたが、平成15年8月に晴れてソフトウェア開発の会社に就職が決まり、社会人としてスタートした。


【次回あらすじ45】
続・師匠との出会い

あらすじ43

会社に怒鳴り込んでから半年くらいは、就職活動をせずバイトに明け暮れていた。
満子との時間もかなり取れるようになって幸せで平穏な日々が続いていた。
以前と変わったことと言えば、俺はパチンコもスロットもやらなくなった。
その代わりにパソコンを買い、インターネットに接続してホームページを作ったり、コンピューター言語を勉強したり、自力でCGIを作ったりしていた。
自分でもそんなことに興味があるとは思いもしなかったが楽しかった。

そして、インターネットをしていると、ある就職サイトにたどり着いた。そのサイトは、就職や転職を希望する人達が職を探すのではなく、企業が就職・転職希望者を探すという当時では見かけないシステムを採用しているサイトだった。
すぐにそのサイトに登録をし、職務経歴などをだいぶごまかして書いてみた。
すると、半日で50社からメールが来た。
その後3日間で500社からメールが届き、その中から20社まで絞り込みメールを返信した。


【次回あらすじ44】
師匠との出会い