Mは話術に長けていて
会話のテンポも良くて
慣れているなぁって印象だった


あっという間に会う日も決まって
会う目的も決まった
その4日後にはじめましてを迎えた


わたしの家の近くで待ち合わせ
「着いたよ」とメールがきた


事前に聞いていた車種と色の車を発見
ゆっくりと近づいて助手席のドアを開けた


会う前に写メの交換もしていたけど
実際に会った彼は当たり前に若かった泣き笑い泣き笑い
はじめましてと言った後、思わず「若っ」と心の声が漏れてしまった
声も髪も手もどこを見ても当たり前に若い


鼻はシュッとしていて
目は大きくないものの可愛い二重で
睫毛が長い
(めちゃめちゃ緊張していた割にしっかり
観察していた笑)
マチアプ界では写真と実物が別人過ぎたとか
あるあるとして知っていたけど
確かに写メとは少し違っていたけど
私的には大当たりだった


でも彼的には正直どうだったんだろう?
聞けないまま今に至るけど、、
ワンナイトで終わらなかったと言うことは
無しではなかったのかなとは思っているけど


お互いに初めから割り切った関係を
望んでいたから話はスムーズだったし
迷いなく車はホテルに向かった


ところがいざホテルの部屋に着いたら
帰りたくなってしまったえーん

最後に行為をしたのは十数年前
しかも出産を経てアラフォーとなり
色んな部位が変わり果てたこの裸体を
20代の男性に今からさらすと思うと
物凄く逃げ出したい気持ちになった