何かで読んだ。

子供が親の事を『無用』だと思った時、子育ては成功だ。随分と乱暴な表現だけど。

なんとなく理解できる。


30年以上前に立ち寄った本屋で、偶然出会ったシルヴァスタインの絵本『大きな木』


今は村上春樹の翻訳で再販されているが、当時村上春樹の翻訳表現だったら私はこの本に魅力を感じなかった。そしてきっと買わなかったと思う。

当時の翻訳、ほんだきいちろうさんの翻訳が私を変えた。


今、私の夫への想いは無償の愛でないと感じる。

でも亡き義母の夫への愛は生涯無償だったと思う。


義母と私の確執は多々あったけど、彼方の世界で夫と会えた義母は喜んでいる?

きっと、

私をこんなにも泣かせている息子を叱っているわ。


父も母も無償で私を愛してくれた人はもうこの世には居ない。夫の愛は無償を感じる時があった。


娘達には、私からの愛のバトンを手渡せる相手に出会って欲しい。