昨日は、夫が朝から借りていた大型バイクで長野まで一人ツーリングするといって5時に起きていて、私もそれに合わせてご飯の支度をした。
でも、朝ごはんを食べていたら、前日まで晴れだったのに、10時以降かなりの雨予報に変わっていた。
それを見て珍しく一気に元気がなくなった夫。
さらには、歯が丈夫で歯医者もほとんど行くことがない夫の、何年前につけたのかもわからない詰めものが外れた。
長野方面は雨予報だけど、千葉や静岡方面は天気が持ちそうだから、そっちに行ったら?と声かけるも、そっち方面にバイクで行きたい場所はないとテンションダダ下がりで、長野方面に行けないならこんな早く出る必要ない、とまた二度寝してしまった。
で、その日は私も前日から次男連れて文化祭に行くつもりで、しかも車で行ったことのない道を通ってはるばる行くつもりでいた。
はりきっていたし、楽しみにしていたのに、夫のテンションが下がって予定を断念したことで、私のテンションもつられてすごく下がったらしく、行く気がすっかり失せてしまった。
知らない場所を運転するのもしんどい気がしてきた。
だから文化祭を楽しみにしていた次男に、
「やっぱり今日は一日中家にいようよ。何かお母さん、出かけたくない気分になって」
と言って、この流れの話をしたら、
「ああ、なんかぼく分かる。そうやって予定が上手く流れないと、ぼくもテンション下がることあるもん。
お父さんっていつもテンション高いから、お父さんがそんなふうにテンション下がるの珍しいよね。
でもさ、お母さんって、そうやって人の気分にいつもくっつくよね。それ、意識してやってんの?うちの中の空気はお父さんが作っていると思うけど、お母さんはお母さんで、人のテンションにすぐ引っ張られすぎじゃない?
今日、文化祭行こうってずっと話していたんだから、予定通りいこうよ。気にしないで予定通り過ごすほうがいいよ」
と言われ、出かけたら、
車もまったく問題ないし
文化祭も楽しいし。
夫も起きてきて箱根方面へ出かけていき、元気よく戻って来た。
一体、朝の、どよーんとした自分のテンションは何だったんだろう?と思いましたが、
たしかに次男が指摘したとおり、
私は人の気分にすぐくっついてしまっている、と気づきした。
これもある種の憑依体質とでもいうのか、多分人の気分をがっつり吸っているんだと思われる。
思いあたるふしがありすぎて🤣
意識してやってるわけじゃありませんでしたが、
意識してやらないようにしないと、私はいつまでたっても自分の人生を生きてないような感覚になってしまうんだわ、と次男の言葉で気づきまして。
とはいえ日々、なぜかテンションダダ下がるときはあるし、それはきっと0にはならないが、子どもがもっと親の思ったとおりに動いてくれるなら、それは下がった分を補ってあまりあるくらい、世の中のお母さんのテンションも爆上がりするんと思うのですけども。
でも、そうなると今度は子どものテンション下がっちゃうんでしょうね。
そんな目に見えない空気なんかも、実は引っ張り合いっこなんですね、きっと。