スランプとパワーバランスの変化 | 0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

あらゆる早期教育、教育法を試して子どもにぴったりの接し方や、育て方を日々考えています。勉強中の西洋占星術&九星気学の視点からもより良い教育、子育てを考えてます。

ものづくり教室で発表会があり、急ピッチで準備をしている次男。


楽しくやっていると思っていたのに、この発表を終えたら辞めたいと。


👦🏻「今回の作品、セル(プログラミング)使ったのは僕しかいなかったの」


👩🏻「そーなのね。みんなプログラミング使わないで作品作ったんだ。プログラミング知らない子が多かったんだね」


👦🏻「そうなのかもしれないけど、ぼくが言いたいことは、そういうことじゃないんだよ」



👩🏻「え?」



👦🏻「セルを使っていないのに、セル使ったぼくよりすごい作品作ってる人が何人もいたんだよ」



👩🏻「そうなのね」



👦🏻「ぼくもセル使わないでやれば良かった。セル使えば難しくなるし、やっぱり中途半端になるんだよ。でも、セル使わないでみんなみたいな工夫した作品を作れるアイディアは、ぼくにはないんだ。ぼく、そういうの思いつく人間じゃないんだ。みんなすごいんだよ、アイディアを思いつくこともすごいと思うけど、それを諦めない力があるんだよ。そのエネルギーがすごくてかなわないなって思っちゃって、、」



👩🏻「上には上がいるよね」



👦🏻「そうなんだよ。そういう子たちみていると、やる気になるどころか、ああぼくはダメだなって、向いてないなって、逆に思っちゃうんだよ」



分かる。



何の集団であっても、パワーバランスがある。



家族のなかでは、次男はものづくりに対するエネルギーがあったから、これまで持ち上げられていたわけだけど、みんながそうしたものが好きな集団に入ったとき、またそのバランスは変化する。

要は注目し、甘やかしてきた結果なんだろうなと思います。



中学受験を終えて私立中高一貫校に入ってやさぐれる人が出てしまうのだって、母集団のレベルの変化がアイデンティティを脅かすからなんですよね。



たしかに次男、器用貧乏なところがあって、何か一つに集中するというのが難しい。



でも、もしかしたらそれは、これまで私が急がせていたせいもあるのかな、と思ってしまいました。




色んなことを効率化して、何とかうまいこと大人になるため私が必要だと思い込んできたものを詰め込もうとしたけれど、やっぱり本人がずっと言ってきたように、干渉されない自由な時間が、もっともっと、次男には必要だったのかもしれない。




幕の内弁当的な子育ては、次男には向いていなかったんじゃないか。




そんなことを思いました。




とはいえ、親だってそこまで子どもにカスタマイズできるわけじゃないし、少なくともその時やれることは充分にやってきたわけで、そこでしおらしく反省するような必要もないと思っていますし、そんなマインドは持ち合わせていませんがキョロキョロ



そこを歯を食いしばれないなら、それはその程度のものだったと言うことですからね。



親として子どもは応援したい気持ちはあるけれど、一線がどこにあるかという見極めと、そこは超えないで見守るんだ、という意識は、やっぱり必要なんだろうなと思います。



親が必要な時期はもう過ぎ去りつつあり、むしろほっとかないといけない時期に、次男も突入してきたんだなと感じました。