こちらは5歳からキッズカートに乗れるようで、ライダースのつなぎを上下にまとい、マイカートでびゅんびゅん走らせている幼児〜低学年がけっこういました。
F1レーサーもおそらくそれくらいの年からカートに馴染んでいる子が多いのでしょうね。
場所は秦野中井のインターからすぐそばにあり、都内からもアクセスが良いのですが、年末年始だというのにあまり人もいません。
キッズカートを予約しようとしたところ、155cmある長男は、大人カートに乗ることになりました。
受付はバスの中。
誓約書にサインをして、料金を払います。
夫もやりましたが、一人9分2500円ほど、それを2ラウンド申し込み、二人で一万円ほどでした。
※お値段は時期によってもコースによっても違うと思われますので詳しくはHPをご確認下さい
私はやらなかったのですが、こんな張り紙が。
よほど女子の申し込みがいないのでしょうね。
長男だけ10分ほどスタッフの方とマンツーで説明を受け練習する時間がありました。
5歳から10歳までのキッズコースに申し込んだ方は、保護者がカートにつけたロープを手に持ちながら、さながら犬の散歩みたいに引っ張りながら走らせていました
面倒くさそうだったので大人カートに乗れてよかったなあと思いましたね
とはいえ、155cmの長男の身長でも大人カートに乗るには足の長さがギリギリ、背もたれにクッション4枚いれたので、年齢ではなくあくまでも身長なのでしょう。
5歳からできるのだから、さぞ簡単なのかと思いきや、結構本格的で難しかったようで、終了後は二人とも手がいたかった!と話していました。
すぐにスピンしてしまうため常にハンドルを握っていなければならない上に、ハンドルはとても重たいのだそうです。
たしかにこのタイヤ、溝が全くありませんいかにもつるつる滑りそうだ。
長男、9分×2回のうち、スピンしたのは2.3回ほどだったようで、初めてにしては上出来でした。
ざっくりと時速40キロ弱は出ていた計算ですが、カーブがあって減速するため直線距離だと時速50キロくらいは出ていたのではないかと思います。
400M
長男ベストタイム 38秒
夫ベストタイム 32秒
しかし、私たちの前に走っていた低学年の子たちは、長男はもちろん夫よりも明らかに早かったので、おそらく1周を20秒台で走り抜けていたと思われます。キッズカートと大人カートでは馬力が違いますが、子どもは体重が軽い分有利なのと、やはり彼らはマイカートに乗っていたというのも大きいのでしょう。
二人とも、1回目と2回目ではそれぞれ10秒以上タイムを縮めているので、何度もやっていれば早くなっていくのかもしれません。
夫ももう少しスピードを出したかったようですが、長男以外にも初心者の子がいたので、その子がスピンした時のことを考えると全力でアクセルは踏めなかったようですね。
スピンをしたらすぐに手を上げてスタッフに伝え、スタッフが向きを整えてくれますが、スピンした人が前にいれば後続車は減速をしなければなりませんし、前方がいつスピンしてもいいように注意する必要があります。
過去にはアクセル全開で壁につっこんでエンジンが飛んだり、大破してドクターヘリを呼んだこともあったとか
こわい、、。
しかし、夫が、小さな頃からこうした運転をやっておくと、大人になって運転が下手になりようがないよね、と。
こうしたことを小さいうちからしておくと、カーブをどう攻めるかも自然と考えるようになるし、アウトコースからアウトコースが基本というのも分かるよね、と長男に話していましたが、
私は運転をしますが、カーブをどう攻めるかなんて頭に浮かんだことすらありませんでしたわ。
何もF1レーサーにするわけでなくとも、色んなことに挑戦してみること、特にちょっと危険なことであるほど人は集中し、その中で身体感覚も学べる。スピードを出して挑戦していくことで、胆力がつくんですよね。
勉強でもスポーツでも仕事でも、やっぱり一番大切なものは何かといったら、ここぞという時の度胸なのかなと思うんです。
人間、そんなに大きな能力の差なんかありませんから。
勝負すべきところで勝負する。
そんな心持ちというのはやっぱり勉強だけしていて持てるものではなくて、スポーツをはじめ、身体と心を連動させることにキーワードがある気がしてなりません。
【追記しました】
ちなみに、サーキットに行くまえ、ブルックスの直販店があったので寄りました。
併設されているカフェがすてきで、かつ安い!
私と夫と長男、それぞれカフェラテと抹茶ラテを頼みましたが合わせて700円でしかもカフェラテには一口サイズのオヤツ付き!
写真撮り忘れました
そして何より
しかもドリンク代だけで別料金はありません。
ブルックスすごい!
おかげさまで身体が温まった状態で、サーキットを楽しめましたよ
ぜひぜひ、サーキットに行かれる方はついでに寄られてみて下さいね。