中学受験には向き不向きがある | 0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

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あらゆる早期教育、教育法を試して子どもにぴったりの接し方や、育て方を日々考えています。勉強中の西洋占星術&九星気学の視点からもより良い教育、子育てを考えてます。

先日、スイミングから戻ってきた長男、頭にでかいたんこぶを作り痛そうにしていました。  


話を聞くと、お友だちからじゃれ合いの延長で、飛びかかられて、ロッカーの角に頭をぶつけたのだそう。


やめろって言ってるのに全然やめないで、俺がぶつかって倒れて痛そうにしてたら、『ごめん、何でもしていいから。殴っていいよ』って、何だよそれ。だったら最初からすんなよ、っつーの。ほんと、加減を知らない頭の悪い奴はこれだからいやなんだよな」


と。
でも、昔ならコーチにすぐさま言いつけていたのに、言わなかったそうです。
成長したな。


先日は、夏に学校で宿泊行事があり、長男が一番先に勝ち抜いてリーダーになり、その後副リーダーを決めるべくAくんとBくんがじゃんけんをしたら、Aくんが早出しをした後、Bくんが遅だしをして、Bくんが負けたそう。

それで、Bくんが早出ししたAくんに対し、やり直しを求めたそうです。
でも、Aくんはいやだといった。それに納得がいかず、泣いてしまったBくんに、

Aが早出ししたのに何で後から出したおまえが負けてんだよ。おまえがたんに鈍いだけじゃんか。そんで不公平って、意味わかんないんだけど。おまえがAの立場なら、じゃんけんやり直しすんの?

「するに決まってる」と、Bくん

「うっそだあ、やんないだろ」

と、ケンカをしたと。


星



つくづく、長男って口が達者だから、言い過ぎるのです。本気で返されると、表面的には正論だけにこわいと感じることがある。これでもまだ随分ましになり、トラブルも少なくなりましたが。要するに頭の回転が早いんですよね。


普段会話していても、打てば響くような反応が返ってくるのが長男。


「え?どういうこと?意味わからない」と言うのが次男。


一回説明すると、だいたいのことはざっくりとは理解できるけど、細かい取りこぼしも多く、表面的な理解に止まるから応用がきかない長男。


何回か説明しないと分からず、何回も説明しても分からないこともあるくらい理解のスピードが遅いけど、本当に理解に至れば強い次男。


どちらが受験向きかといえば、間違いなく長男だと思います。早く理解できるというのは、たとえ取りこぼしはあっても中学受験においてはものすごいアドバンテージなのです。



以前、個別指導のトーマスという塾の結果報告会に行った時に、合格者のインタビューがあり、将来の夢を語っていたんですね。
医者、医者、検察官、弁護士、裁判官のオンパレードで、何でみんな一緒なのか不思議だったのです。

親が刷り込んでるんだとその時は思っていました。
もちろん、そういう人もいるんだと思うんですが、そもそも基本的にペーパーテストの試験に適性のある子が受験では結果が出やすいから、ということがあるんだなと思います。


だって、医者や弁護士なんかも、受験勉強の延長線上にある仕事ですから。


逆にいえば、一つのことにじっくり取り組むタイプの子とか、エンタメやクリエイティブに興味のある子は、そもそもがそこを目指さない。だから、こうした映像で見る生徒のコメントは、似たりよったりな将来の夢になるんでしょうね。

星


やはり兄弟は学歴も平等にしたいのですが、兄弟といえども資質が違うので仕方ないです。


今の中学受験では、長男の頭の回転が早く記憶力がいいというのは、有利になる。
あくまでも素質の話です


塾の先生からも、「おまえは御三家だって狙える」と、殺し文句を言われて焚きつけられていると長男が話していましたが、長男と次男を見ていると、やっぱり脳のタイプと、容量には違いがあると感じます。


だかといって、次男が長男より劣るとは私はまったく思っていないので、やはり脳のタイプの違いなんですね。


次男に、長男のようなペースで勉強させたら、ひどいことになるような気がしてなりません


5年になっていきなり塾の勉強が難しくなり、長男の友だちの中には頭に500円玉禿げができたり、受験をやめると宣言して塾を去っていったり、、さまざまな子がいます。


長男は、もうこのまま塾のカリキュラムに沿ってやっていける。
けれど、次男を考えたときに、とても他人事には思えないというのが正直なところです。


子供がそんなふうになったというと、
中学受験を子供にさせない方からは、
ほれ見たことか、という視線がありそうですが、


私は、そうは思いません。


子供ももちろんかわいそうですが、そんな子を間近で見なければならない親のつらさも同じくらい分かってしまうから。


必ずしも、親の対応が悪いからそうなるとは限らないです。
子供の容量の問題もあります。

そこをどうするか、それが難しい問題なのですが、だから受験をやめるとか、ゼロイチ発想はやめた方がいいでしょうね。

最近は次男を教えていて、びっくりすることが多い。

こんなに教えてもわからないんだ!

という驚き。

長男のときも、それなりに山越え谷越え一緒に勉強してきたはずなのですが、それは山でも谷でもなかったという気づき笑


全然違います。


できない子ほどかわいい、、とはいいますが、やっぱりすぐ理解できた方が楽ですよね。
これほど兄弟でも違う反応なんですから。


長男一人なら、勉強の面では、自分の育て方がよかった、やらせた教材が良かったと、勘違いしていたかもしれない。


長男一人なら味わえなかった違い、自分の説明の足りなさ、教える工夫、、を、教えてくれる、次男に感謝しなければと思ったりもします。


中学受験には向き不向きがありますが、学びにはそれはありません。
新しいことを学ぶことをきらいな人はいない。

中学受験をすることを親が決める以上、向き不向きは当然子供によってもあるけれど、
学ぶということに哲学をもって、子供に接していたいなと思います。