小学校に3年通っていながら、学校以外でも遊びたい友だちは二人しかいないとのこと。
その貴重なお友だちのうちの一人である、Bくんの自宅にご連絡をさせてもらいお母さんにご挨拶して、直接お誘いしました。
長男から毎日のように話は聞くものの、実際に会うのは初めてだったのですが、噂に聞いていた通り電車が大好きでかつ長男よりも相当マニアックで、オタクの域。息子を介さなければ間違いなく人生で関わることもないであろうタイプです。男子って、興味のあることの深掘り度合いが半端ないんですね。。
話せども話せども会話が理解できなさすぎて、軽く眩暈がしました
聞くところによれば、お父さんが電車関係のお仕事をされており、Nゲージも自分とお父さんそれぞれ持っているらしく貸し借りもするのだとか。
で、お父さんは弟さんとNゲージの貸し借りをしているのだとか。聞けば聞くほど未知の世界です。親子ともに電車にどっぷり浸かっているようです。
で、到着してフリーパスを購入し、いざ!と乗り物に乗ろうとするも、あれもこれも怖いらしく乗れるものが全然ない。
電話でお母さんに絶叫系は大丈夫か伺った時は大丈夫と本人が言っていますという話だったのに、3歳から乗れるものさえ無理と却下。
ようやく観覧車に乗せた後、お腹が空いたといって何故か最上階にあるレストランに行きたいと粘られるも、無理やり銀だこに変更。
その後、どのアトラクションも怖いだなんだと文句たらたらなので、
「お父さんになって、子どもにお父さん怖いから一緒に乗れないっていうのはカッコ悪くない?大丈夫、乗ってみたら怖いことなんか何にもないよ。楽しいから!やればできる、絶対できる!」と強力プッシュ。
半ば強引に乗せたところ、
まず一つ目クリアすると
「怖かったけど、、楽しかった」と、目をキラキラ。
「そうでしょうそうでしょう。だから言ったじゃない、怖くなんかないんだってば。何でも怖いって決めつけないで、挑戦してみようよ」と、
その後はそれなりには乗れて、頑張りました。
興味が限定されればされるほど、視野が狭くなりがちで、未知のものに対する排除感が強くなってしまうのでしょうね。
子供でさえそうなのだから、大人になればなるほど色んなことが経験できなくなってしまう。
やっぱり、胆力をつけるためにも、知らない世界に積極的に足を踏み入れてみるのはとても大事だなあと思いました。
しかし、、いくつかアトラクションを乗った後、
「疲れた、、」を連発。
こんなんで疲れるなー
と、我が子ならばどつきたい。
人生たくましく生き抜くためには、度胸と体力。
突っ込みどころ満載の長男の親友くんでしたが、とりあえず楽しく過ごせたようで、ツアー案内人としてはホッとしました。
毎週何かしらのテストがあり、毎日勉強してる長男への飴でしたが、長男もとても楽しかったようです。また勉強にやる気を出してくれることでしょう。そうでなきゃ困る。
子供のモチベーションを維持するのも大変です。