義兄の母「○ちゃん、英語はやってるの?」
長男「うん、○(某大手英語教室)で習っていたけどやめた」
義兄の母「どうして?」
長男「先生のレベルが低すぎるから」
と、答えたそうです
ひゃー、君の英語力でそれ言っちゃう??ネイティヴの先生ですけど?目が点。
義兄の母は、今は退職されましたが、長くとある外国の大使館で働いていたので英語はペラペラ。70歳を過ぎた今も通訳として単発でお呼びがかかることがあるほど。
長男が小さな頃から知っているので、今更どうということはないですが、それでもややドン引きしていたそうです。
そりゃ、、そうですよね
姉から、
「○ちゃん(私)は教育に力を入れているのは分かるけれど、言葉遣いには気をつけないとだめだよ。いくら本当にそう感じたとしても、先生のことをそんな風に子供に話したら、子供がそう外で話す。子供の使う言葉は親のコピーだと思う」
と、言われました。
いやいやいや、
私はそんなことは一言も言ってないのですよ
ただ、英語を辞めたのは事実で、またその理由は別記事にしたいと思いますが、私はけしてそんな風には話していません。
ただ、ネイティヴの先生なのに、ただCDをつけたり消したりしながら生徒をリピートさせていたんですね
なので、「それなら家でも十分できるから、一旦やめようか」とは言いました。
でもそれがいきなり長男の中では、先生のレベル云々の話にすり替わったのです。
よくよく考えてみると、掘り下げていけば同じことを意味するのかもしれず、でもそうかといってどんな風に伝えてみても、授業内容がネックで辞めるということには変わりがないので、授業が気に入らない=先生が未熟、と直訳されてしまうと結果が同じになります。
果たしてそれは親のコピー?
ただでさえ昔から言葉でのトラブルの多い長男ですが、反抗期、かつ言葉の使い方が未熟であること、そしてこちらがおそらく一番重要で必要以上にかっこつけたいという年頃になってきていて、
それを言っちゃあ、、おしまいだよねということをズバッと言うわけです。
本人は、その言葉にどれほど破壊力があるかなんて想像もしていないのです。
それを言った後の周囲の気持ちを慮れというのは、9歳の男子には厳しいと思うし、逆にいろんなことを考えてしまえば、そもそも何にも言えない、という話になってしまうので、なかなか上手い折り合いの付け方を伝えるのが難しいところです。
ただ、私はズバッと言う人は好きなのですよ。
私自身そういうタイプの人間だからというのもありますが、当たり障りのないことを言って発言にも人生にも保険をかけてる人よりか、ズバッと言う人の方が一緒にいて絶対に面白いじゃないですか。
ズバッと言う人は、まわりと同調することを美徳とするような社会でははっきりいって損だし、リスクをとってるな、と思います。だから応援したくなる。
でも、名指しするのはだめですよね。
個人攻撃はちょっと違う。
長男に限らず、この時期の子供というのはアンバランスなことに加えて、自分の気持ちを表す適切な言葉も見つけられないので、幼児がひたすら親の言葉をコピーするのとはまた違うのかなと思います。
それに「レベル」という言葉は、うちではあまり使用することがないのですが、それを使うということは彼にとって馴染みのある言葉なわけですよね。
考えてみたら、長男はDSはしませんが周囲にはゲームする子ばかりなので、「レベル」という言葉が日常的に飛び交ってる、ということが判明。ゲームのステージはともかく、それを人間に当てはめて使われたら、ほんとシャレになりません。
もちろん今回の件は、やんわりと長男に伝えましたが、やはりその都度、これはこういう表現を使った方がスマートだ、ということを伝えていく必要があると感じました。
本が好きならば自然に様々な表現に親しんでいくだろうに、、やはり自ら読む本が学習漫画だけでは、学びようがないですよね