算数と国語の二部構成でなるこの授業。
最初は算数で、優しそうな男の先生。マスゲームを子どもvs先生で対決しながら、必ず勝つ方法を教わったりして大盛り上がり
次は8分間の計算チャレンジ。なんと親までテストが配られて、一緒に競争。
一問一点で、100問あって、私は早く終わったもののケアレスを2問してしまったので98点、、
でも長男は
8分間、ぎりぎり時間をつかって、100点
ま、負けた
筆算してるの5問くらいだし。
式もやたら長くて、けっこうめんどくさい二桁同士の引き算や足し算、掛け算まであったんだけどね。よくやれてました。
ひざに次男をのせて私もテストを受けたので、「お母さん、二つばつがついたねえ。なんで？ むずかしかった？」と言われ、だいぶ恥ずかしかった
でも、子どもに抜かされるなんて、親として幸せなことだよね。
でもその次の国語の講義は、かなりモヤモヤ。
というのも、講師が女性のすごくサバサバした方で、30分の講義中、長男は30回くらい注意されたんじゃないだろうか。
姿勢が曲がってる
真っ直ぐ座れないの？
もっと字を丁寧にかけないの？
こんな漢字も平仮名で書くの？
紙を左手で押さえなさい
ふざけるなら出て行く？
君はほんと我が道を行くタイプなのね
、、、なんていう言葉をえんえんと繰り返し
しまいには
授業の内容が、感情をあわらす言葉
い○い○
○には同じひらがなが入ります、何かな？
という問題で、いらいら、が出たので、その他に分かる人ー！という質問で、
誰も分からなかったので、先生のヒントで
「ほら、君たちも今日ここに来るとき感じていたんじゃないかな？
あー、もう勉強させられんのやだなーっていう、、ほら、いやいや来たでしょ」
何という、ネガティヴな誘導
最初のうちは、注意してもらうのもいいことかな、なんて思ったけど、最後になると私がもう耳を塞ぎたくなってしまった。
いや、長男を庇うつもりはない。
彼は確かに字も汚いし、姿勢がわるいし、落ちつきもないし、すっごくマイペース。毎日毎日、私も繰り返しいってることだ。
先生が言ってることは、全部正しい。
でも、先生として、その声のかけ方で子どもが変わるか？と言われたらそれは違うんじゃないかな。。
だって、4人子どもはいたけれど、先生の言うとおりに出来て、先生に注意されない子は一人もいなかった。
先生が悪いとは思わない。教え方はさすがに上手だったし。
むしろ私も同じような叱り方してるな、、と思ったからこそ、もう聞いていられなかった。
逃げ場を与えない怒り方。
まるで言い負かしたいみたい。
そうじゃないよね
子どもに良くなってもらうために言うわけだから、言い負かすような、ねじ伏せるような怒り方は、しちゃいけないよねと、よくわかった。
自分がヒートアップしてる時は、なかなか気づけないんだけどね
失礼ながら、まさによい反面教師。。
我が身を振り返ることができました。
ほんと、教え方って難しいよね。算数より国語の方が面白い授業をするのにコツがいる気がする。
コツというより、教師の教養が試される科目なんだと思う。
この年齢の子は、一対一で教えてもそっぽを向かれたりするわけだから。
人数が多くなればそりゃ叱ることでしか、まとめられないと思っても仕方ない。
でも、先生が長男に注意したことはよく分かるけど、それはみんな長男の長所でもあるんだよ。
体を動かすことで彼は集中するタイプだし、せっかちだから字が汚いんだと思うけど、せっかちな分、頭の中ではいろんな思考が飛び交ってる。
私が甘いしゆるいのは間違いないけど、ちゃんとビシッとして授業をきくって、一年生に必要なんだろうか、そもそも、そこから思えてしまって。
実はただぼーっと聞き流しているのに、見た目集中して真面目に聞いてそうに見えたらそれでいいのか？先生にとっては扱いやすい子だろうけど。
色々考えてしまった授業でした。