みなさんプレイセラピー

というのをご存知でしょうか?



子どもとの遊びを通して、ストレスを緩和自己を解放するセラピーです。



乳幼児などは言語能力が未発達のため、思いを言

葉で表現するのが難しい。

大人が子どもが何を言いたいのか察することがで

きれば、意思疎通が可能になるので子どもも理解

してもらえたと安心します。



簡単に言えば
思いっきり遊ばせること




勤務している保育所にちょっと問題を抱えたお子

様が数名います。




今回は一人の子の回復事例を紹介。


その男児は乱暴で、お友達を叩いたり、蹴った

り、踏んづけたり、唾をつけたりと周りが嫌がる

事ばかりします。

ニヤニヤしながら悪い事を平気でする。

先生の言う事も聞かずおふざけが多いんですね。

あるいは本当に人の気持ちが理解できないのか?

発達障害では?と私は考えました。




その前に愛着障害の可能性もありまし

たので、まずは信頼関係の構築から始めまし

た。



子どもの成長には《環境を整える》ことが

大切。



その子が問題を起こす場面は『自由時間』。もし

くは待っている時間や移動の時など

『退屈』だと思っている時にお友達にちょっかい

を出します。




それとは逆に『何かを製作したり、作業をして集

中している時』は素晴らしい成果を上げます。




ここに着目!

何かに集中させるのです。



手先が器用なので、おもちゃをパズルのようなも

のを用意。

しかも一人ではなく皆でできること

が重要。



協調性がなく、他者の気持ちが分からない子ども

には《人形やごっこ遊び》が良いです。


誰かの役をして、他者の立場になって考える、

想像力を持たせます。




今回は人形でもあり、パズルもできる安くて

(←ここは金のない私にとって重要(笑))

万能性のあるおもちゃを与えました。




そして遊びの時間に観察し、おもちゃを独り占め

した子には『みんなで使うよ〜』と言います。

すると他の子が『みんなのおもちゃよ〜』と言っ

てくれます(笑)




すると!あの乱暴者もわがままな子も!

友達におもちゃを譲るのです!!!




協調性きた〜〜〜!

保育者からするととても嬉しい(*´艸`*)





まだまだ改善とまではいきませんが、少しは回復

してくれました。

子どもの愛と成長が励みになり、私もセラピーさ

れちゃってますね(笑)




大人も子どもも心が純粋な人には癒されます☆☆☆☆☆