2024年のオリンピックは7月26日にパリで開催されます。🗼
第1回オリンピックは1896年にギリシャのアテネで開催されました。
戦争などで、
過去に3回オリンピックが中止されています。
オリンピックでは、
普段は競争はいけないと言っている人たちも、
日本の活躍を期待していることでしょう。
ナショナリズムの最たるものが、
このオリンピックかもしれません。
しかし、
競争のない社会が存在するのでしょうか。
共産主義が崩壊してしまった今、
競争のない国を探すのは困難です。
競争が避けられないのならば、
せめて公正なルールを作って闘いましょう、
というのが一般的な考え方です。
それはスポーツだけではなく、
経済活動にも当てはまります。
弱肉強食と言いますが、
これが資本主義、市場経済の現実です。
弱肉にならなければ幸いですが。
ところで、
1964年に東京オリンピックがありました。
東京オリンピックを覚えている方は、
中年以上の方たちでしょう。👨🦳👩🦳
私はこの時10才でした。
東京オリンピックでは、
日本の選手は大変活躍しました。
体操の遠藤幸雄選手は、
ひとりで4つも金メダルを取ってしまいました。🥇
このオリンピックから初めて採用された柔道も活躍しましたが、
無差別級で、
日本の神永選手がオランダのヘーシンクに負けてしまいました。🥋
日本人にとっては大変なショックでした。
東京オリンピックだからこそ、
初めて柔道をオリンピック種目に入れてもらったのです。
碌に(ろくに)柔道を知らない外国人に負けてはいけないのでした。
ただ、
無差別級というのは体重制限はありませんでしたので、
神永選手に比べて、
はるかに体の大きいヘーシンクが圧倒的に有利だったのは、
誰の目にも明らかでした。🇾🇪
何しろこの頃の日本人は、
栄養が悪かったせいか、
大きい人は珍しかったのです。
その後、
このヘーシンクは、
アントニオ猪木と闘って負けてしまいました。
アントニオ猪木はおかしなことばっかりやっていますが、
あの日本人ばなれした恵まれた体格でしたので、
確かに若い時は敵なしでした。💪
ただ、
昨年お亡くなりになりました。
この東京オリンピックを境にして、
日本は高度経済成長いたしました。
池田勇人総理大臣の所得倍増計画、
みんな金持ちになって、
豊かな生活をしろと演説しておりました。
1964年から1974年までが、
日本の一番豊かな時代でした。
その後の日本の経済成長は著しく、
1979年には、
エズラ・ヴォーゲルによる
『ジャパン・アズ・ナンバーワン』(Japan as Number One)
が出版されています。
その後、
1991年から1993年にかけて起きた、
株価や地価の急落によるバブル崩壊によって、
深刻な不景気に陥りました。
現在もなお、
不景気は続いており、
2023年では、
個人GDPは世界27位と先進国ではほぼ最下位となっています。
この不景気により、
少子化が加速されたといわれています。
若い人たちにとっては厳しい時代になっております。
ひなぎくです。
花言葉は、
「希望」「平和」「美人」「純潔」です。
英語ではDaisy<デイジー>です。
お花は良いよね