ビフィズス菌は1899年、
フランスのパスツール研究所で乳児の糞便中から発見されました。
V字やY字に分岐した特徴的な形により、
ラテン語で「二又」を表すbifidusという語が採用され、
「ビフィズス」と、
名付けられました。🦠
ビフィズス菌は大腸癌の予防効果もあることなどから注目されています。👀
ビフィズス菌について紹介させていただきます。
<善玉菌の代表、ビフィズス菌の働き>
① 便秘の予防:酢酸や乳酸を生成し腸の蠕動を刺激し快便へ。💩
② 免疫力が高まる:大腸粘膜に存在する免疫細胞を刺激する。免疫
③ ビタミンの合成:ビタミンB群を合成し細胞活力の手助け。B
④ 動脈硬化の予防:悪玉コレステロールを分解して吸収を防ぐ。LDL
<美容効果・老化予防>
善玉菌の代表、
ビフィズス菌はビタミンB群を合成します。
ビタミンB群のうち、
肌に影響を及ぼすのは、
主にビタミンB6と葉酸の2種類です。葉酸
腸管を通じて皮膚の内部に到達して、
傷んだ元気のない細胞に働きかけ、
細胞分裂を促す働きがあります。細胞
荒れた肌を改善するためには、
化粧品だけでは解決しません。
便秘を予防し、
いつもビフィズス菌を活性化させれば、
肌の新陳代謝が促進され、
キメが細かく、
くすみのない透明感のある肌に蘇って(よみがえって)きます。
きれいな肌は、
きれいな腸から生まれます。
<便秘予防や消化吸収の手助けをする>
ビフィズス菌は、
大腸で糖質を利用して増殖し、
酢酸や乳酸を生成します。
これによって腸蠕動運動を刺激し、
便秘を予防します。
また、
アミノ酸や脂肪も分解して、
消化吸収の手助けもします。
ビフィズス菌が増えると、
腸内腐敗菌(悪玉菌)の増殖を抑制し、
腸内細菌のバランスを整え、
大腸ガンや乳ガンの予防、
老化の予防をします。
<免疫担当細胞を刺激し免疫力を高める>
免疫系とは、
外敵から身を守るシステムで、
もともと人間に備わっている機能です。免疫
大腸粘膜には、
この免疫担当細胞が多く点在してます。
ビフィズス菌の生産物質が免疫担当細胞を刺激し活発化すると、
病原菌による腸内感染を予防したり、風邪などを予防します。🤧
<ビタミンを作り出し、健康維持に貢献する>
ビフィズス菌は、
ビタミンB群を合成する働きもあります。
ビタミンB1、B2、B6、B12、K、ニコチン酸、葉酸などをつくり、
それらは、
腸壁から吸収され健康維持に役立つのです。健康
<動脈硬化の予防もしてくれる頼もしい味方>
動脈硬化は、
悪玉コレステロールや中性脂肪が、
血管を詰まらせる血管の老化現象。老化
ビフィズス菌は、
腸内の悪玉コレステロールを分解して、
別の物質に作り換える働きがあり、
吸収される割合が減って、
血液をサラサラ状態にさせる手助けをしてくれます。
健康のために、
大腸がん予防のために、
ビフィズス菌を多く含む発酵乳食品を多くとりましょう。 ナットウ
ドイツ、ケルンの大聖堂です。
とにかく大きくて驚きました