プーチン大統領はレニングラード(現:サンクトペテルブルグ)に生まれ、
レニングラード国立大学で法律を学び、
1975年に卒業しました。
KGBの対外諜報部員として16年間勤務し、
中佐まで昇進しましたが、
1991年に辞職し、
サンクトペテルブルグで政治家駆動を開始しました。
その後、
1996年にモスクワに移り、
エリツィン政権に参加しました。
2000年のロシア大統領選挙を制して大統領に初当選しました。
最初の大統領在任中、
ロシア経済は8年連続で成長し、
GDPは72%増加、
実質賃金は3倍以上、
失業と貧困は半減、
ロシア人の生活満足度は大幅に上昇しました。
ロシアの輸出の大部分を占める原油価格は約5倍になっています。
3期目の大統領時代には、
2014年のウクライナの軍事介入とクリミア併合を行っています。
1991年のソ連崩壊後も、
ロシアとウクライナは緊密な関係を維持し続けていました。
ウクライナはソ連軍が保有していた核兵器の一部を引き継ぎ、
世界第3位の核保有国になりました。
しかし、
1994年、
ウクライナは核兵器を放棄することに同意し、
安全保障に関するブタペスト覚書に署名しました。
ウクライナは1991年以来独立国家として認められていましたが、
2009年に、
ウクライナに関して、
ロシアはブレジネフ教義の更新版を追求し、
それはソビエト崩壊以前の、
ワルシャワ条約機構に加盟していた国々の主権程度にしか、
ウクライナの主権を認めないこととしました。
2014年から始まった、
「ウクライナ紛争」は、
ロシアのクリミア併合をきっかけとして起こっています。
この紛争は、
現在まで続くウクライナ戦争の大きな要因となっています。
ロシアがクリミアを欲しがったのは、
西側諸国を牽制するため、
軍事上の要衝を獲得するためと言われています。
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