東大理一の二次試験が終わり、
*大学の一次試験が終わり、
この年だけ受験日の日程がずれた、
福島県立医大の試験が終わり、
*大学の二次試験の日が、
やってまいりました。
小論文、健康診断、面接が行われました。
小論文は90分で、
「普遍性」について、
書きなさいという、
抽象的なものでした。
何故か、
万年筆で書くように、
指示されました。
この大学の理念が、
ペンは剣よりも強し、
ということだった、
からかも知れません。
担当教官は、
顔面神経麻痺を患っておられた、
物理の岡田教授でした。
健康診断は、
教養課程のある、
診療所で行われました。
非常に徹底した、
健康診断でした。
そりゃまあ、
医者が病気を抱えていたら、
(病気によるかとは思いますが)
洒落になりませんもの。
視力検査で、
両眼が、
2.0でしたので、
検査をした助手が、
「受験勉強をしてきて、2.0はあり得ない」
っと、
言って、
数回、
検査をやり直しました。
しかし、
何度やっても、
視力が2.0でしたので、
「君さ、本当に受験勉強したの?」、
と言われました。
そばにいた、
他の助手が、
「おい、いい加減やめろよ。かわいそうだろうが」、
と、
言いましたので、
視力検査は終了いたしました。
面接が行われましたが、
一次試験で、
250人合格していましたが、
二次試験で、
150人に絞る、
とのことでした。
面接までに2時間もありましたので、
隣に座った龍君(仮名)と、
喋っておりました。
こんな時に、
立ち上がって、
騒いでいる人がいました。
入学後、
親友となった、
小柳君(仮名)です。
人のことは言えないけど、
少し変わり者なんだよね。
面接では、
何を聞かれるか心配だったけど、
「何で医師になりたいんですか?」
という質問が多かったようでした。
「父親が病気になった時に、
お医者様に助けられて有り難かったからです」
と、
答えた受験生がいましたが、
試験には落とされました。
「経済的にも、社会的にも恵まれているから」
と、
答えた受験生は、
受験資格を、
剥奪されました。
でも、
私には、
「誰が学費払うの?」
といった質問ばかりでした。
「分かりません」、
と、
答えましたので、
家に帰って、
兄に言いましたら、
「バカ、それじゃ受かりっこねえよ」
と、
怒られました。
え、
何で、
「父親が病気になった時に、
お医者様に助けられて有り難かったからです」
と、
答えた受験生は、
落とされたかって?
試験官は、
過去のことを聞いてるのではなくて、
未来のことを聞いていたからです。
まあ、
学費が払えるかどうかも、
分からない私を、
合格させたんだから、
*大学には感謝しております。
足を向けては寝られませんので、
お尻を向けて寝ております。
新横浜プリンスホテルのお花です。
ご飯を食べに行きましたが、
案外安かったですよ