アンニョン☆
明日は、聖♡バレンタインデー!
皆様は、大好きなあの人へ
プレゼントするのかしら?(*^_^*)
『あの人』は、恋人、旦那様
もちろん…グンちゃんも入るよね♡
でも、今回のお話しは…
まだパートナーのいないあなたへ
この物語を贈ります…(^_-)-☆
それでは、
『メイの妄劇・番外編』の
始まり、始まり~☆
♡*⃝̣◌⑅⃝♡◌*⃝̥◍♡♡*⃝̣◌⑅⃝♡◌*⃝̥
『うぅ…寒い。
早く部活終わらないかな…。
でも、グンソク先輩かっこいいから
女子のみんなからチョコ貰うよね…
私なんかが渡したって
記憶にも残らない…かな。
でも、今年でグンソク先輩は
卒業しちゃうから…
最後のチャンスだもんね。』
今まで、ずっと胸に秘めてきた想い。
今日だけは、
女子から告白出来る日…。
勇気を出してグンソク先輩に
自分の気持ちを伝えよう。
(たとえ振られても、
何もしないより後悔しないもの…)
しばらくして
グンソク先輩が出てくる。
すでに沢山のチョコを抱えている
グンソク先輩に、
なかなか声が掛けられない。
(どうしよう、やっぱり無理…
諦めて、このまま帰ろう。
あんなに沢山のチョコを貰ったら
私のチョコなんて要らないよね…。
あーあ、今年も渡せないのか…
またヤケ食いかな。)
肩を落として、歩き出すと…
???
『あれっ?
メイちゃん…?
なぁ~に、
誰か待ってるの?
まさか…俺?なんてねぇ~☆』
振り向くと、そこには…
メイ
『グンソク先輩…。』
グンソク先輩が満面の笑みで
私を呼び止めた。
グン
『なぁ~に、
そんなビックリしてんだよ。
冗談だよ、冗談♡
いや~、参ったよ。チョコなんて
要らないって言ってんのに
女子が次から次へと
教室に持ってくるから、
ほらっ、
この通り持ちきれなくてさ。
…そんで、
メイちゃんは誰か待ってるの?
こんな可愛い娘から
チョコを貰う男が羨ましいな♡』
(グンソク先輩…
「あなたを待っていました」
なんて言えないよ。
どうしよう…
せっかくのチャンスなのに
なんて言って
チョコを渡せばいいの?)
無言でいる私に
グン
『メイちゃん…?
本当にどうしたの。
もしかして、俺…邪魔だった?
ごめん、ごめん。
そんじゃ俺行くわ…。
またね、メイちゃん♡』
立ち去ろうとする
グンソク先輩の袖を掴む。
グン
『え…?
メイちゃん…どうしたの?』
慌ててバッグからチョコを取り出して
グンソク先輩に渡す。
メイ
『グンソク先輩…
これ、受け取ってください。』
真っ赤になっている顔を
グンソク先輩に見られたくなくて
その場を離れようとするけど…
グンソク先輩が私の腕を掴む。
目がそらせない…。
グン
『ねぇ…これってどういう意味?
チョコをくれるって義理チョコ…?
それとも本命チョコ…?
メイちゃん…答えて?』
恥ずかしくて頬が火照って
真っ赤になってるのが
自分でも分かる。
メイ
『どういう意味って…
本命チョコです。
ずっと前から
グンソク先輩が好きでした。
でもたくさんの女子の憧れの人で…
私なんかが告白したって
何にもならないって分かってるけど
グンソク先輩、
今年で卒業しちゃうから
自分の気持ちを伝えようと…
ごめんなさい。
私なんかが、迷惑ですよね…。
今の、聴かなかった事にして下さい。
失礼します…。』
グンソク先輩の手を振り払って
駆け出そうとすると…
グン
『待って!メイちゃん…。
俺の返事を聞かないで
どこに行くの?
俺は…ずっと前から
メイちゃんが好きだよ。
でも、俺はこんな感じだし
大人しいメイちゃんが
俺の事好きだなんて
思わなかったからビックリして…
でも、本命チョコ貰えるなんて
嬉しいよ。
俺達、両思いだったんだね。
有難う、メイちゃん…。』
グンソク先輩が逃げようとする
私を抱きしめながら
グンソク先輩の腕の中で
胸の鼓動を感じる…。
叶わないと思ってた
グンソク先輩への想い。
(今日から
私がグンソク先輩の彼女…?
本当に…?本当に私が…?
こんな夢みたいな事があるなんて…)
グンソク先輩が
優しく口づけをしてくれた。
いつまでも
この幸せが続きます様に…♡
♡*⃝̣◌⑅⃝♡◌*⃝̥◍♡♡*⃝̣◌⑅⃝♡◌*⃝̥
明日は聖♡バレンタインデー。
きっと、
あなたにも素敵な恋が…訪れる。
世界中の女性が
幸せになれます様に…♡