今夜は、Xmasイブイブ…
グンソクさんは、今日も仕事。
私
『はぁ…グンソクさん…逢いたいな。
今夜は、東京公演かぁ…
たくさんのうなぎさん達に囲まれて
スターのチャン・グンソクとして
輝いてる頃だよね…。』
ステージの上に立つグンソクは
私の知ってるグンソクさんじゃない。
みんなの憧れ…グンちゃん。
キラキラ眩しくて、
目があっただけで失神しそうなくらい
鼓動がドキドキして止まらない。
楽しいおしゃべりに
会場は笑いに包まれて
人を惹きつけて離さない
魅惑の歌声にみんな引き込まれて
グンソクWorldへと誘う。
何度聴いても、何度逢っても
恋い焦がれる絶対的な存在。
私
『アジアのプリンスが私の恋人…
今更ながら、グンソクさんは
なんで私を恋人に選んだのかな?』
いたってごく普通の人間の私…
事務所のスタッフだった私を
遠くから、いつも見守ってくれた。
天然な私の仕事ぶりを見て
失敗して落ち込んでいても
いつだって笑い飛ばしてくれた。
(あの日も、そうだった。
棚の上の書類を取ろうとして
ダンボールが落ちそうになった時も
グンソクさんが押さえてくれて
無事だったんだよね。
結果的に壁ドン状態で
グンソクさんの顔が目の前にあって
ドキッとしたなぁ~。)
真っ赤になりながら
グンソクさんを見つめていたら、
不意にKissされて…
グンソク
『ふふ…何、おまえ固まってんの?
真っ赤になって、可愛い~♡
だって、そんな可愛い顔されたら
襲いたくなるじゃん。
なんか、おまえって放っとけない…
天然なのか…ドジなのか?
不思議と、目が離せないんだよな。
気がつくと
おまえを探してる俺がいてさ。
コレって何だろう…?
って考えると
おまえの事が好き…♡
って答えになるんだよな。
なぁ…おまえって彼氏いるの?
俺のオンナにならないか?
まぁ…断る理由なんてないよな。
じゃ、そういう事で。
またな、○○○ちゃん♡』
去り際にまた、チュッとKissして
部屋を出て行くグンソクさん…。
(あの時は、何が起こったか
分からずに呆然としていたな…。
まさか、グンソクさんから
愛の告白されるなんて…)
あり得ない事が起こると
人って、頭が真っ白になるのね。
本気とも冗談とも言えない
グンソクさんの態度に頭が混乱して
何も考えられなかったなぁ。
私
『ふふ…まさか、
本当に彼女になれるなんて
思わなかった…。
今でも信じられない。
でも、私の事を
大切にしてくれてるのは分かるから
もう少し自信持っても良いのかな?』
ひとり言を言っていると…
???
『……い、おいっ…○○○!
この…ボケッ!聞こえないのか?』
突然、大声で言われて
振り向くと、そこには…
私
『グンソクさん!お疲れ様です。
今夜のLIVEはどうでしたか?
うなぎさん達と楽しい時間に
なりました?
って、当たり前ですよね…。
グンソクさんのステージは
いつだって、最高ですもんね!』
グンソク
『…ったく、ボーッとしやがって
な~に考えてんだよ、おまえは。
まさか…
この俺が、一番輝いていた時に
俺以外のオトコの事を
考えてたんじゃないだろうな…。
そんなの許さね~からなぁ!』
言いながら、
私を羽交い締めするグンソクさん。
私
『まさか…そんなはずないでしょ。
私の頭の中は…
グンソクさんでいっぱいですから。
って、何を言わせるんですか…
もう…グンソクさん。』
すると、羽交い締めを解いて
ニヤっと不敵な笑みを浮かべながら
私の顔を覗き込んでくる。
グンソク
『へぇ…おまえ、
俺の事を考えてたんだ。
ふぅ~ん♡
それならいいけど…
あ~~疲れた!
○○○、肩揉んで~♡』
私
『はいはい、お疲れ様です。
打ち上げは、あまりお酒飲まずに
今夜はゆっくりお休み下さいね。
それじゃ、
私は先に会場に行ってますね。』
立ち去ろうとする私の腕を掴み
耳元でグンソクさんが囁く。
グンソク
『○○○の望み通り
早く打ち上げを切り上げる…
だって、今夜は…
部屋を取ってあるから
○○○、覚悟しとけよ…。』
顔が真っ赤になる私を見て
満足そうに微笑むグンソクさん。
私
『も、もう…グンソクさん…
突然、変な事言わないで下さい…。』
(グンソクさんたら…何を…。
でも、Xmasを一緒に過ごせるなんて
嬉しいな。有難う、グンソクさん。)
自然と顔がニヤけてしまう。
今夜を思いながら、
急いで会場へと向かった。
♡*⃝̣◌⑅⃝♡◌*⃝̥◍♡♡*⃝̣◌⑅⃝♡◌*⃝̥
大好きなあの人とXmasを過ごせる。
なんて素敵な事なんでしょうね♡
それでは、また…
以上、メイでした。