前回のブログではたくさんのメッセージと反響をいただき、

大変ありがとうございましたおねがい

 

私の原点へ。。。

 

どんな食の風景か。。

 

私にとって忘れられない大切な記憶のカケラですキラキラ

 




さて、今回の内容は・・・

vol.16の続きです

 

兵庫県六甲道から、張り裂けた思いで滋賀へ帰ってきた続き・・

 

その時、実家が新しく建築中で、私と妹二人で仮住まいの家で二人暮らすことになったのは幸いで。。

 

家族の一員として長女の役をする余裕はなく

誰にも踏み込んでほしくない傷心

ただひとりにして欲しくて、でもひとりにして欲しくなくて

時間や食べるもの、交友関係、着るもの、全てに自己中でありたくて

 

誰にも見られたくないのに

誰かを常に求めいていた

 

一日24時間という概念がない日々を過ごした


誘われるままに遊びに出かけ、一人になる時間からひたすら逃げた

 

自己中な恋愛をどれだけしただろう

 

相手の心を考えることができなかった恋愛

 

私はその時々でちゃんと笑えていたんだろうか

 

手を繋いで嬉しかったんだろうか

 

この時期はもう名前も思い出せない人とも夜中話してたな

 

本当にひどい女で、痛々しい女だったはずなのに

たくさんの人が「好きだ」と言ってくれた

 

そして、そのどれかを選んで「二人」のシルエットを作った

一人になることからとにかく逃げたかった

 

そんなで選んだから、相手に裏切られる行為をされたりしたけれど、

私の涙が出ることはなく、また次を選ぶだけ

そんな終わり方で良かった

 

19歳の時よりもっとずるくて軽やかだった私は

たくさんの出会う先々で男も女も入り混じるグループが出来ては

19歳の時よりもっと刺激とハイテンションの日々を過ごしてた

 

六甲道から持ち帰った心も涙も、別人のものだったかのように

 

 

そして夜中になったら、深い深い心の底まで落ちて、

かなりの打率で「村上春樹」を読み漁った

 

毎夜変わらずやってくる夜中の静寂に

頭がおかしくなりそうだった

 

現実逃避したい

 

何も考えたくない

 

村上春樹の難解な文章と言い回しや空想の世界に

3時間も4時間も没頭して

夜を過ごす

とにかく長編小説が手放せない

そんな毎日


この頃の「本を読む」ことは、現実逃避の行為でしかなかった



 

知られてはいけない想いを書いていた日記をその時の彼氏に読まれ

私を責めるように怒ってきたけど

勝手に日記を見た彼を虫けらを見るような目で蔑んでしまい

土下座したのは彼だったり

 

人の気持ちにも

自分の気持ちにも

目を逸らし

誰かを求め

誰かに求められたくて

おそらく過去1のいろんな人たちと過ごしたハイパー時代

恋も出会いも別れも

自分を傷つけ、さらに傷をえぐりながら進んだこの時代

 

この頃の振り幅を詳細に書くと衝撃作として売れそうなほど(笑)

 

今の旦那に出会うまでの闇堕ち漆黒YUKO時代

5年間くらいかな(笑)

携帯とメールが鳴り止まない毎日

 

20代の5年間、まあまあ長い(笑)

書けないことのほうが多すぎて(笑)

 

滅茶苦茶で破茶滅茶だったけど

深い深い友情に支えられて、私はどんどん正気を取り戻していけた

 

今までの心友と

この頃の親友と

年齢問わずの友情がゆっくり私を温めてくれた

 

私の人生は本当に人に恵まれている

 

それはもうずっとずっと

 

よく腐らず這い上がってこれた(笑)

 

今も説法のように私の心をぶっ刺してくる、歌うあの人とも会えた

 

今大切にしていることも

全部この頃に手に入れたように思う




 

 さぁて、次回はいよいよ旦那に会うかも(長かった爆笑