私には子供が二人います
今はもう高校２年生と中学２年生の思春期男子
今回は長男編
長男はそれはそれは手のかかる子で
起きた瞬間から寝る間際まで
泣き叫んでおられました
ずーーーっと抱っこ抱っこ抱っこ。。
それも座って抱っこはダメで
立ってずっと抱っこ
寝るときはずっと腕枕
なんせママ命
ファンクラブNo.00のプレミア会員様
いやあ、なんせ愛されていました、私 ww
私がいないといつまでも泣いて気が狂ってしまいそうなほど
「ちゃーーちゃん！」（お母さん）
と空耳かと思うくらい
耳に残る毎日w
長男の独占欲のおかげで
私はもうこの子のことしか考えられない強い母性が生まれたってわけ
ここまで手がかかる子じゃなかったら
私は育児もさらっとこなして
すぐに自分探しをしてしまってたと思う
全身全霊で子育てをすることを
毎日泣き叫ぶ長男を世話することで
教えてもらった
「ちゃーーちゃん！」と
涙の顔や
笑った顔や
必死な顔をして
全力で抱きついてくれるわが子
私の顔が見えなくなったら絶叫レベルで泣くわが子に
自分の時間は捨てることを覚悟して
この子にだけ向き合う日々。。
大変だったけど
その分愛情はどんどん深まって
本当に愛おしかった
（長男の写真の量がすごくて、
次男の時と全然違うの許して
）
離乳食も食べないし
なかなかみんなと仲良く遊べないし
集団行動も気まぐれだし
初めての運動会では
ダンスもひと振りも踊らず
ヨーイドンも一歩も動かず
わが子の活躍を楽しみにしていた旦那は
しまいにプリプリ怒り出して…
そんな旦那を弁当時に一喝した私
「自分の子のこと何もわかってへんやん！
今抱きしめてあげられへんのやったら
今すぐ帰って！」と
親が期待するような活躍って
何様やねん、と
その場に居たくないくらい
恥ずかしさと
プレッシャーと
大勢の保護者がグラウンドを囲う
いつもと違う雰囲気に
３歳の小さい我が子は
大きな音で鳴り響く音楽に合わせて踊ることができなかった
ヨーイドンでは一歩も足が動かなかった
気持ちに素直で良いではないか
そりゃそういう場が得意で楽しめる子もいるし
運動会とか苦手って子もいる
初めての運動会に
こんな姿を見せてくれたからこそ
今もまだ鮮明に覚えている
もらった金メダルで笑顔の写真が全てではないか
この頃の長男に
今の私でまた会いたいなあ、って時々思う
大変だったことの記憶が強めだけれど
私を母親にしてくれたのは
紛れもなくこの子
思い描いていた育児なんて全くできなかったけど
育児で体はボロボロだったけど
一人の時間なんて皆無だったけど
自分のことをかまってられないくらいの時間があったこと
なりふり構わず日々を過ごしたこと
これがあったから
私の今も揺るぎない優先順位は
「子供、家族」
下手すると自分のやりたいことに走ってしまいそうな私だった
それでもよかったのかもしれないけど
でもきっと私はそれをしてしまっていたら後悔していたはず
子供の成長はそれぞれで
大切にしていることや
教育方針もいろいろあります
私が大切にしていることは
「ちゃんと笑えているか」
次男の子育てでも
本当に色々あって
私が本質からぶれてしまわないように
神経を研ぎ澄まし
次男の笑顔を見失わないようにしなくてならなくて
子供たちには
親や家族という場所が
一番安心で安全で解放できる所であってほしい
「生きる」ことを
自分を大切にすることを
家族という場所で
思い出せるように
私の勝手なエゴかもしれないけど
（追伸）
そんな泣きべそな長男でしたが
高校２年生の今の姿は
自己肯定感MAXで
自分のことを信じきっていますw
陸上に自分の能力をぶつけ
小学1年生からの
壮大な夢をまだ抱き続けている
きっとそれに挑戦するんだろうなと
程よい距離で応援したいと思います
「本質」をみるということ