My historyもvol.13まできました照れ

読んでメッセージくださる方や

楽しみにしてるねん、と言ってもらったり飛び出すハート


大きなことをやってきた人生ではないですが、

ちょっとした共感や共鳴を

楽しんでいただけたら嬉しいですラブラブ





一人暮らしを始めた大阪の街

 

滋賀とはまた違った刺激の毎日

 

夏の地下鉄の湿ったくさい空気の匂い

 

昼も夜も誰かが叫んでる

 

終電なのに座るところもないくらいの人


どの店入っても美味くて安い


バイトしてた曽根崎お初天神通り


キンキキッズの硝子の少年が街中に流れてた時代

 

誰も止めないオールナイト

 

夜歩けば誰かに声をかけられた

 

そんなことが全然怖くなくて

 

都会で生活していることに変に自信を持っていた

 

なのに

あの頃が一番人恋しくて

 

お祭り騒ぎの後の落差に

自分のちっぽけさを感じてしまう時があり

一人の時間が耐えられなくて

とにかく誰かに電話をして

くだらない話を延々としたり

泣くほどの相談をしたり

 

 

それは夜中の2時や3時や4時までのこともあった


友情も恋も

もっともっと欲しくて欲しくて

それと同じくらい与え続けて


 

「心が乾いている」

 

 

今思うと危なっかしいことこの上なく

 

心も体も

傷つけながらじゃないと進めなかったような

 

でも当時は

こんなヒリヒリ感が

「生きている」って思えた


10代から20代へ

 

 

数えきれないくらいの出会いと別れ


誰かと関わっていることで

自分がいることの証のように

強く求めて

強く求められて


若さの自由の中で

縛って動かないようにしてほしかったのかも



空を見上げたことあったかな?


滋賀に帰りたいと思ったことあったかな?


大阪での暮らしは

そんなことも思い出す隙間もなかったな…



阪急電車の「十三」駅の文字に

大阪を知ったような気になっていた



そう

私は大阪での暮らしが気に入っていた


できればずっといたいと思っていた







この頃付き合ってた

ハイセンスな彼氏の話はまた今度グラサン