My history もvol.10まできました
おかげさまでたくさんの反響を頂いて
本当に励みになっています
「続きが気になる」
「面白い!」
「懐かしくて自分のことも思い出す」
等々
嬉しいお言葉をたくさん頂いてます
ありがとうございます
リア充ライフを3年間過ごしたJK時代
今回はその後の恋バナを少し・・
私も彼も無事に卒業後の進学先が決まりました
彼は滋賀県からは海を渡らないといけない県の大学へ進学することに
その当時はまだ
携帯も
ポケベルでさえも
全然普及していない1995年
連絡手段は自宅の電話のみ
電話で誰が出るかドキドキしながらかけたなぁ
(稀にお父様が出た時は心拍数上がった)
連絡手段が限定されまくっていた時代に
滋賀と海を渡らないといけない県との遠距離恋愛・・
まだ18歳で
大学生活がお互い始まるタイミングで
4年間の変わらない想いとは裏腹に
「お別れ」する選択肢になることは
お互い感じずにはいられなくて・・
彼が引越しをする前日は
お互い顔を見るだけで泣いて
男の人がこんなに泣く姿を見るのも初めてで
そんな姿を見て
もう涙腺はぶっ壊れてしまった
明日からはもう
会いたいと言っても会えない所へ行ってしまうなんて
4年間のこの想いはどこにいってしまうのか
学校でも家でも見せない
彼の前だけの「私」があった
素直になれた15歳から18歳の私の恋愛
苦しくて胸が張り裂けそうな別れが耐えられなくて
私たちは「友達」というズルい関係性を残した
4月になって
お互い新しい場所で始まったスクールライフ
友達という言い訳をして
電話で何度か連絡をしては
関係性が切れないようにしていたが
電話を切った後の心の空々しさは徐々に増えていき
会えない距離に
18歳の私たちは抗えなかった
夏休みに海を渡って彼のいる街へ会いに行ったけど
もうそこは
「彼の住み慣れた私の知らない場所」だった
会話は弾んでるはずなのに
どうしても感じてしまう心の距離
帰りの船の中で
(きっともうここには来ない・・)と
私と彼の本当のお別れを感じました
それから程なくして
彼に年上の彼女ができたことを友達伝いに聞いたけど
私の心は凪いでいて
(良かったね)って
なんだか安心したような…
そんな遠い記憶・・・