小さい時は夢があった
大人になったらやりたいこと
なりたい職業
私は小学校の先生になりたかったのです
引っ込み思案で人見知りだった私は
小学校へ入学すると
授業中はもちろん発言することもなく
自分から周りに話しかけられるタイプでもなく
ただただ無口で大人しく
恥ずかしがり屋な女の子でした
一言も発せずに帰ってくることも
(今の私知ってる人は信じられないかもしれないけど)
学校へ行くと
最大限にバリアをはり
周りに気を使っていたのです
(7歳なので自覚はなく無意識に)
その時の担任の先生が
本当に素晴らしい方でした
一学期の私の様子をしっかり見て下さっていて
二学期からは
私の持っている個性や能力を
私が負担だと感じることなく
学校で発揮できる様にしてくださった
(今思えば)
私が文章書くのが好きなこと
絵を描くのが得意なこと
意外に学級委員長とかリーダーとか向いてること
(自分からは立候補しないけど責任感はあった)
自然に無理なく
私の個性を伸ばしてくださり
私は知らぬ間に
クラスに溶け込み
自分の居場所を見つけ
学校生活が楽しくて楽しくて
学校大好きっ子に変わっていたのです
先生のことは
心から信用できたし
尊敬していたし
安心できたし
私を暗い底から引き上げて
救い出してくださった恩師
私が学校の先生になりたいと思うのに
じゅうぶんすぎるほどの影響を受けました
そんな先生の苗字と
私は結婚して同じになったことに今気付いて
書きながら涙が溢れそうになっています