たしかに、人間だから、
間違うことって、あるとは思う。


間違えて、
不倫に走っちゃうなんてことも、


まぁ、
あるのかも?しれない?ね。






でもさ、
結婚してみたけど、やっぱりなんか
思ってたのと違うから、途中で辞めて、
他の良さそーな人と、一からやり直したーい。


なんて。

通用しませんから‼️‼️



ましてや、子供がいたら、なおさら。





とりあえず、結婚してみたけど、
子供も出来て、育ててみたけど、

なかなか大変で。


自分の稼いだお金も、
好き勝手に使えないし、

お小遣い制だし。





気がついたら、
妻を“女性”として見れなくなっていた。




ふと周りを見渡してみたら、
自分に優しくしてくれる

自分のタイプの女性がいて…






どんどんと、惹かれていく。

もっと話したい、
もっと知りたい。

欲望は、日に日に増していく。





気がつけば、

ギャーギャー騒ぐ子供達の声が、
雑音に聞こえていた。


不満を言ってくる妻を、
鬱陶しく感じていた。






それはもぅ、手遅れだった。
ハマっていた。

そう、それは、不倫の沼。







【こんなに新鮮な毎日はない】
【私たちは他の不倫してる人達とは違う】
【これこそが純愛なんだ】
【出会うのが遅かっただけ】
【やっと巡り会えたんだ】
【もう二度と離したくない】…


とかなんか、そんなことを、
思ってしまって。


沼はどんどんと、深く、深く、
ぬかるんでいく。





そして、夢中になり出した頃、ボロが出る。

妻にバレた。




現実が舞い戻ってきた。










それを、
なかなか受け入れられない自分。

あたかも、
そちらのせいです、ばりな暴言大会。


傷付けて、傷付けあって、
夫婦仲は、まさに地獄。






あぁ、
せっかく運命の人に出会えたのに。
人生をやり直せると思ったのに。











不倫脳の真っ只中にあった頃。
私は、旦那を必死に止めた。



子供達の父親として、
責任は果たして欲しい、と懇願した。


自分は、
人生、奈落の底へ落ちた気分だった。



それでも、
こんな事になってでも、生きる

子供達の為に、私も頑張るから、
私は、私らしく、頑張るから、と言った、





その時。








『じゃあ、俺は?』と、

旦那はそう一言だけ、言い放った。







なんですか?
どーゆー意味ですか?





この言葉に、
私は今でも苦しめられている。





今、その時の話をしたら、
旦那はなんて言うのかな。


きっと、何もかも、覚えてないな〜とかいって
そーそーに話し終わらせるんだろーな。








言われた方は、忘れないよ。
忘れられないんだよ。







それだけは、
言っておきたい。