アルピニストの野口健さんのブログを紹介したく。
福島第一原発の20キロ圏内の世界を書いています。本人が足を運び、実際目にした光景。
置き去りにされた家畜たちの写真等が掲載されています。
たまたま見つけたんだけど、掲載の写真が衝撃的。
ご本人もブログに掲載するのを迷ったらしいですが、これが真実だから、と掲載に踏み切った様です。
こんな光景、本当に日本国内に存在しているのか?!どこかの貧しい国の写真なんじゃないのか。
こんなひどい状況って・・。むなしさと憤りとやるせなさを感じました。
震災からそろそろ5カ月が過ぎようとしている。
勤めている会社が震災関連の商品を取り扱っている事もあり、仕事は毎日忙しく、ストレスもものものすごくたまるけど、勤務体系は変わっていないし、日々の節電環境に若干の不快感がある程度で震災前の日常生活に戻りつつある。
ここ最近のニュースは原発の事は取り上げられるけど、避難所の生活の状況とか、ブログの写真の様な真実は報道されていない様に思われる。
まだまだ取り残され、そのままになっている場所がいくつもある。
色々気持ちは入り乱れている。
この真実を知って、正直又辛く暗い気持ちになったけど、だからブログをやめようとか、趣味に走るのやめようとか、はたまた人さまの生活にモノ申す!とかそんなんじゃない。
自分自身だって「よし!明日から生活態度を大いに変えよう!」などと思っているわけじゃないし。
ただニュースの見方は変わる。特に政治の部分は。
この惨劇は真実であり、国民は知るべきなんじゃないか、もっと言うと責任と権力のある政府やら政治家たちやらはこの光景を見ろ!と言いたい程度です。
のろのろとやっている様に感じられる政府に腹が立つ。特に総理大臣の顔は見たくないくらい。
重ねて注意しておきますが、現実でありますが、本当に衝撃的な写真です。
実際現場に足を運んだ野口さんは、胃液を吐いてしまったそうです。
閲覧は自己責任でお願いします。