日韓関係の改善には市民交流の構築が必須―日本の「キムチの女王」の韓国愛
教壇に立つ年月と同じだけ教え子も増えていく。彼らの中で予想外の進路変更に驚くこともある。多国籍な教え子たちには自分の子供のように接し、これまで彼らの成長にかかわってきた。
その中で最近日本で「キムチの女王」と呼ばれ、キムチ講座に忙しい日々を送っている教え子を紹介しようと思う。彼女は筆者が2001年に赴任した山口県立大学時代の教え子で、中年を迎えようとしている。
韓国に親しみを感じ、ソウルで大学院を卒業した。日本に帰国して新聞社で働いていた時には共に宇部の長生炭鉱について研究したこともある。
そんな彼女を私は応援し、時折子どもを連れて大学を訪ねてくると、喜んでおばあちゃん役を買って出た。
このように専業主婦だった彼女が突然、山口の有名な割烹でキムチを教え、キムチの女王と呼ばれるようになり、地元ケーブルテレビの番組で講座の様子が紹介されているというではないか。
講座の受講生は100人を超え、多くの参加者の前でキムチと韓国文化を説明しながら、一緒にキムチを作り、新しい調理法で創作韓国料理にも挑戦している。実はキャリアウーマンタイプだった彼女からは料理ができるイメージがなかったので、とても意外だった。また、何よりも手間のかかるキムチ。水気の多い日本の白菜でシャキシャキした韓国のキムチを作るのは決して簡単なことではないので、疑いを拭い去ることはできなかった。
もう少し続きます




