これからの英語は「国際柔道」化する(その心は)⇒
英語が世界の共通語になった今、発信(Output)は非英語圏のシンプルでロジカルな英語が中心になると思う。しかし、受信(Input)では英米豪のネイティブの英語を無視するわけにはいかない。漢字と同じように、書けなくても読んでわかる必要はある。

「In Watermelon Sugar(西瓜糖の日々)」のリチャード・ブローティガンのシンプルで美しい詩のような文章やマルコム・グラッドウェルの平易でロジカルな文章を読むと、我々非英語圏の人間が英米豪のネイティブの書くような凝った文章を書く必要などないのがよくわかる。

僕らの目指す書く英語は、美しいけど凝って装飾の多いフィツジェラルドの文章ではなく、ライバルだったヘミングウェイのシンプルでロジカルな文章になります。その意味で彼の最高傑作である「In Our Time」という短編集は参考になると思う。

ヘミングウェイの「In Our Time」がその後のすべてのジャンルの書き手に与えた影響は計り知れないと思う。

で、ヘミングウェイといえば句動詞です!!!

なので「Get」、「Give」、「Have」と「Take」などの英語の基本動詞を使った句動詞を縦横無尽に使いこなすことが決め手となると思う。