エディ・レッドメイン主演の”Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald”(オリジナル英語版):

これ、「1」と「2」の整合性が取れていないでしょう。


「1」と「2」で、Grindelwaldの頭のよさというか賢さがまったく違うので、びっくりした。


Credenceは「1」で殺されかけて逃げたので、その場に居合わせず、「1」のGrindelwaldの正体を知らないんですよね。じゃあ、その正体を知らせれば一発じゃないですか?


主役の4人のうちの1人は”X-Men”の新シリーズのミスティークになった訳ですが…、完全な説明不足です。(Grindelwaldにそれだけの魅力があるのはわかるけど…)


魔法世界の映像は今回もとても魅力的だし、ひとつひとつのシーンもよく出来ているけれど…、すべてのシーンが同じトーンで、メリハリがない。


細かい積み重ねのあとに、松本清張の『点と線』の崖の上のシーンがあるのならいいけれど…、時間切れでいきなり《崖の上のシーン》はないでしょう。


ということで、

つまらなくはなかったし(というか、Twitterで酷評の嵐で、それを元にした予想より遥かによかった)、Blu-rayも買うけど…、完全に「1」>「2」ですね。


で、僕の今年のベスト映画に、変更はありません。

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《余談》

Leta Lestrangeを演じたZoë Kravitzが、Emilia Clarkeによく似ていて魅力的だったけど…、第3作以降も出てきて欲しいな。

*写真の2人をご覧ください。