今夜は「ラスト・サムライ」を、日本語ボイスオーバー・バージョン+英語字幕付き、で見ています。

「アバター」はよい映画だが、異なった文化を持つ人々にまったく別の文化のなかで育ってきた人間が入り込み馴染む映画としては、「ラスト・サムライ」のほうがはるかに上である。

「ラスト・サムライ」のラストの戦いでの大将はトム・クルーズ演ずるオルグレン大尉ではなく、もちろん渡辺謙演ずる勝元盛次だったが、「アバター」の戦場での大将はナビ族の若き後継者ではなく、何故かトルーク・マクト(ドラゴン・ライダーの王)となったジェイクだった。(この映画はそういうびっくりするような展開となっている) トルーク・マクトになれなければ彼が指導者になれなかったのははっきりしている。

だからこそ、ジェイクがトルーク・マクトになる過程が描かれたなかった「アバター」には大きな欠陥がある。