スペイン語+英語:Vamos a hablar/Let's talk-Man in the Dark.jpg

村上春樹とほぼ同年代で、彼にに大きな影響を与えた作家であるポール・オースターの「Man in the Dark(直訳:暗闇のなかの男)」を読み始めました。
#村上の代表作である「ノルウェーの森」には、山陰地方をさ迷う主人公の描写をはじめとして、オースターの出世作である「The New York Trilogy」からのパクリととられかねない描写がかなりある。(まだ村上作品の英訳がでていない時期で、日本語のわからないオースターが村上作品をパクったとは考えられない)

ポール・オースターの最新作である「Man in the Dark」は、2000年のアル・ゴア対ジョージ・ブッシュの大統領選挙のあと、パラレル・ワールドのアメリカでは、イラクとの戦争ではなく、青い州対赤い州の(?)の内戦が勃発していたという設定のようです。

オースターの作品は物語のある作品と、物語というよりさまざまなイメージがジグソーパズルのように配置された作品の二通りに別れます。

この作品はどうやら私の苦手な後者のように思えます。(^_^;

私が彼の作品でベストだと思うのは若い時代に書かれた「Moon Palace(ムーン・パレス)」と四、五年前に書かれた「The Brooklyn Follies(直訳:ブルックリンの愚行)」です。

オースターの翻訳を担当しているのは村上春樹の盟友である柴田元幸ですが、「幻影の書(The Book of Illusions)」の翻訳がちょっと前に出たばかりで、今回話している「Man in the Dark」や「The Brooklyn Follies」を含め未訳の作品が四冊もあります。(原書で読めるアドバンテージをつよく感じます)