言語のオリジナルなかたちは、かなり癖があるのでは、と感じています。

例えばカステジャーノ(Castellano)、つまり通常スペイン語と呼ばれている言葉です。

南米で聞くスペイン語が、アメリカで聞く英語のようにかなりフラットなのに比べると、スペイン語の母国カスティージャ地方(イザベル女王が元々支配した地域)のスペイン語は、イギリスの英語のようにかなり癖があります。
#それはスペイン国営放送(TVE)のニュースを聞けば、よく分かる。

スペイン国営放送のニュース番組、TELEDIARIOの癖のあるスペイン語は、どこか英国のBBCニュースの英語を思い起こさせる・・・。

で、京都弁が、つまり日本語のオリジナルなかたちも、私のような江戸っ子には非常に癖があるように思われる。

でも、京都弁が美しいように、カステジャーノもイギリス英語も美しいよね。

美しいものには、癖があると言うことかな。(^_^)