赤壁

今年後半の映画でいちばんの期待はジョン・ウー監督の「赤壁」だ。もちろん、「三國志」の最大のクライマックスである赤壁の戦いを描いた作品だ。

しかし、中国を舞台にした映画なのになんで「レッドクリフ」などという片仮名のタイトルがついているのだろう。不思議でならない。

さて、「三國志」には多くのひとが馴染んでいる「三國志演義」と「正史・三國志」があるらしい。「演義」が魏の曹操を敵役とし、劉備玄徳と軍師・諸葛孔明の交流を中心としたある意味講談なのに対し、「正史」は曹操を中心に据えた人間ドラマのようです。(私が好きなのは後者)

で、中国史に材をとった素晴らしい作品を書き続けている宮城谷さんが現在執筆中の正史「三國志」(文藝春秋に連載中?)を是非読みたいと考えている。(しばらく前に「赤壁」の章を雑誌で読んだ)

早く文庫本化されないかなあ。(^o^)

魏の曹操と言えば、クリストファー・パオリーニの「エラゴン」シリーズで、帝王・ガルバトリックスをパオリーニが曹操にみたてて、パオリーニ版「三國志」を書いてくれないかなあと考えています。

「エラゴン」シリーズも人間、エルフそしてドゥワーフのある意味三國志演義なので。