10日間ほど三重の実家に帰省していましたが、なんとか帰ってきました。


無事に… ( つω`)


なにがあったかと言いますと、、

「夏といえば赤福氷(抹茶の氷の下に赤福が入ってる。抹茶の香りが格別にいいんだよね~)!」ということでせっかくの夏の帰省なのに、赤福氷を食べていなかった私は、どうしても食べたい、食べねば帰れん!の一心で赤福・鳥羽店に寄るため(実家からは徒歩数分)、東京に戻るその日、早めに実家をでました。


まあやにはカキ氷を食べさせたことはなかったけれど、我慢させられるわけもなく、二人でカキ氷をつついて完食。(まあやは氷より赤福の餡に反応してた)

赤福はあんな事件があってもやっぱり伊勢は赤福なんだよねぇ。そもそも餅の再利用なんぞ、地元では周知の事実だったし。


冷たいものが苦手な私だけど、この赤福氷だけは格別なのであります


「もっと食べたい」と絶叫するまあや(やっぱり甘いものの威力はすさまじい)をなんとか外に連れ出し、


まだ時間があったので駅前をぷらぷら散歩。


赤福鳥羽店の駐車場からはちょうど電車が見えるので、まあやと電車をみておりました。

私がほけっとしたすきにまあやはいつの間にか、駐車場の隅のねこじゃらしで遊んでいます。


私との距離、10mぐらい。


「まー、いいか」と、私は動かずそこからねこじゃらしで遊ぶまあやを微笑ましく見ておりました。


するとまあやは何の前触れもなく、いきなり駐車場の前を通る国道に向かって突然駆け出したのであります。


人口3万もいない田舎町とわいえ、そこは唯一、片側3車線の国道で、市内でも一番交通量の多いところ。

ひっきりなしに車がとおります(田舎だからみんな飛ばしているのが当たり前。)


(えっ?どこに行くの?)  

(だめだ、やばい)


「止まりなさい」「飛び出しちゃダメだ」と必死に叫んだところで聞くわけもない


出遅れた。


必死に追いかけるけど、追いかけると逃げるのがうちのくそガキだった…


鈍足の私と、2歳児にしてはかなり足が早いうちの娘


追いかけても捕まえられない


もうだめだ、まあやは駐車場を飛び出しわずかな幅の歩道にまで出てしまった


私は無我夢中でまあやに飛びつきました








何が起こったかわからなかったけど、まあやは歩道側に、私は頭一個国道にでていました。





生きてるよ…




安堵と恐怖で涙がとまらなかった。


心臓のバクバクは半日収まらず、未だに思い出すとガクガクします。



「なんで飛び出したの?どこに行きたかったの?」とまあやにきくと


「イルカさんが見たかった。」


実家に帰っている間、毎朝イルカの噴水広場まで散歩していました。

そのイルカの噴水広場は国道を挟んで反対側。

それに気づいたんだね。





あれだけ車が走っていれば止まるかもしれないという私の期待は見事に裏切られました。


いつかきっと事故で大怪我をさせてしまうに違いない。



その後もまあやは懲りていない様子。


私はもうこりごりだよ。


今日もまた私の声だけが虚しく響く。


止まれ、

止まりなさぁあああああああああああい



「車道に飛び出さない、一旦停止、左右確認」をどうしたら伝えられるだろう…


ちなみに私は3歳のときに飛び出して車に跳ねられてる。

痛い思いをしないとわからない血筋であることは間違いないにしても…

それでは遅すぎるんだけど…