長年真空管アンプを作っていても
アレ? この不良はなんだ?????
って事がまだまだありますネ。
昨年作ったこのアンプ、、、、実はある不良発生で苦戦しました。(^_^;)
不良症状は
電源を入れる、、、、、数秒後に パチンッ!と云う音がするのです。
音は普通に出ているのですが、、、、、また数秒後にパチンッ! と
ひょっとしたら ケースに組み込んだ出力トランスの高圧
回路がケースに接触しているのではないか?
そこで分解して線材の処理をする、、、
しかし またしても同じ症状が出る、、、、 パチンッ! と
結局 MOS-FETのリップルフィルターまで点検して
原因分からず (^_^;)
実はこの症状が何処から出ているかを特定するのに3日
を要しました。
原因はこのコンデンサーでした。
実はこのコンデンサーは ダミー です。
6BM8との高さや佇まいが気に入ってここに設けたものです。
元よりこのコンデンサーの耐圧は 200Vなのでこのアンプ
では使う所がありません。(^_^;)
実はヤフオクで 10本 1200円 で出ていたので ポチットな
したものです。
このコンデンサーの耐圧は 200V
問題はここでした、、、、実はこのコンデンサーは飾り
なのですが 配線の中継端子にこのプラスの端子を使用
しておりました。
このアンプのB電圧は 320V なのですが どうやら
このプラス端子とコンデンサーのケースの間で スパーク
した様です。
私はコンデンサーの耐圧は −端子と+端子間の話しだと
思っておりましたが
ケースとの絶縁電圧だと身を持って知りました。(笑)
この端子を仲介させる事を止めて パチンッ! は無くなりました。
いやはや、、、、とんだ失態でした。
さて BMW R50/2 のバッテリーケースもほぼ完成
の形になりました。
ギリギリですが何とか実車に搭載できました。\(^o^)/
ホントにギリギリで配線材 1本 も邪魔になります。