こんにちは

 

日本抱っこ法協会公認ホルダーの

中西ゆきこです

 

 

お母さんがよく

 

 

「子どもの言うことをどこまで聞いたらいいのかわからない」

 

 

と言うことがあります

 

 

それって

自己主張?

わがまま?

 

 

 

自己主張とは

 

自分の意見や欲求を他人に伝えること

 

 

わがままとは

 

他人のことを考えず、自分の都合だけ考えて行動すること

 

 

 

・・・なんだか違いが

紙一重な感じがしますね(笑)

 

 

 

では違いを意識しながら

今日は自己主張について

掘っていきたいと思います

 

 

 

・自分でしたい

 

・手伝ってほしい

 

・したくない

 

・欲しい

 

・いらない

 

・好き

 

・嫌い

 

簡潔に言えば

「YES」「NO」を相手に伝える

ということ

 

どうして子どもの発達に必要といわれている自己主張に

お母さんが困るのかというと

子どもは自己主張に「感情」をたくさんまじえて

一見わがままかのように伝えてくるからなんですね

 

そして相手のことは考えずに伝えてきますよね

 

 

 

例えばこんなこと

 

親「誕生日に何がほしい?」

 

子「シルバニアの人形!」

 

親「えーまた?何十人もいるやん」

 

子「でもほしいねん!」

 

親「だってあんまり遊んでないし・・・ほかのにしたら?」

 

子「遊んでる!!ママ見てないだけやん!シルバニアがいいねん~!!(泣)」

 

さぁ、どうしましょう?

 

自己主張がエスカレートしていくと

だんだんわがままに聞こえてきそうですね

 

 

 

ではこちらの場合

 

夫「誕生日に何がほしい?」

 

妻「ほしいバッグがあるねん」

 

夫「また?去年も買ったし売るほど持ってるやん」

 

妻「でもほしいねん」

 

夫「使ってないやつもあるしさ、他のにしたら?」

 

妻「使ってるしむかっ見てないだけやんむかっどうしてもあれがほしいねんむかっ

 

 

どうですか?

 

 

子どもも妻もきっとこんな気持ちです

 

「わたしの気持ち大事にしてくれてない」

 

なんて拗ねた気持ちになりませんか

 

 

ではどうしたらよいでしょうか

 

 

 

ラブラブ抱っこ法的やりとりのススメラブラブ

 

 

親は(夫は)買うか買わないかにフォーカスしがちですが

ここは親子の(夫婦の)やりとりにフォーカスします

 

買うか買わないかの結果は二の次です

 

 

 

・買いたい、欲しい欲求があることを認める(一番大事!)

 

・こちらの言い分を感情的でなく伝える

 

・交渉する

 

 

大人でも子どもでも心の中で起こることに

違いはほとんどありません

 

子どもの自己主張を、大人が子ども扱いせずに

対等な目線でやりとりができれば

自分の気持ちが尊重されたことで

自己肯定感は自然と育っていきます

 

 

買うか買わないかが問題なのではありません

 

 

言い分が尊重されたか、されなかったか、なのです

 

 

そんな丁寧な(めんどくさくもあるけどぼけー

やりとりの積み重ねが、自己肯定感を育ててくれます

 

 

幼児期から小学校へ上がるくらいまでは

子どもはお母さんを相手に自己主張をして

気持ちのやりとりを学んでいきます

 

 

それが大人へとつながっているのです

 

 

自分のことで考えるとわかりやすいのですが

 

「どうせ言ってもむだやし」

 

「がっかりするから、最初から言わないでおこう」

 

「こんなこと言ったらどう思われるかな」

 

って思ってしまうのは

子ども時代に自分の言い分をちゃんと聞いてもらう機会が

少なかったからかもしれません

 

 

自己主張は尊重してあげたいというのは

多くのお母さんが思っていることではないでしょうか

 

 

尊重するというのは

言うことを聞いてあげることではなく

気持ちや言い分を認めてあげることなのです

 

 

親「シルバニアがほしいんやね。いっぱいあるけどほしいんやねぇ(欲求を認める)

  どうしてもシルバニアがいいの?

  いっぱいあるしお母さんは他のがいいと思うんやけど(こちらの言い分を伝える)

  ほかにほしいものないの?(交渉する)

 

 

実際はこんな簡単な欲求ばかりではないですが

お互いが納得できる着地点を見つけることができれば

あとあと心にモヤモヤしたものが残らずにすみますよね

 

 

この親としては根気のいる(めんどくさいぼけー)やりとりを

幼児期にたくさんすることで

人と気持ちのやりとりが上手になっていきます

 

大変ですがとても大切なこと

 

 

次回はわがままについてお伝えしますね

 

 

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わかっちゃいるけど

どうにもこうにも

そんなことできない!

うちの子自己主張がすごすぎて

受け止められない!

どうしたらいいの?!

 

とお困りのお母さんは

全国の抱っこ法援助者がお手伝いします!

 

 

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