ここ半年は鍋一つ、洋服一つ、靴一つ買うにもしばらく考えて悩む。

今日も楽譜の整理、今まで書き留めていた書類、裁縫箱の整理、サンダルを買うべきかどうかなどありとあらゆるものの決断がいる。

 

私はまだ生きている。

あと2・3年生きているとしてもその間使用するものがいろいろある。

施設に入ったならもう決断は早いが、今はまだ息子の弁当作り、合唱団の参加、車の運転、多少のお化粧、寝具、季節の洋服と中々思い切って捨てられない。

それで精神的に疲れてしまう。

 

そうでなくても3日に一度軽自動車の後ろに山のように5m以上伸びた笹を細かく切って積んでゴミ処理場まで運んでいる。

 

家族のだれもこの苦労はわからないと思うが、相当の負担になっている。

山野を買った私が悪いのだが!

 

人生ってこういうもんなんだね。

老後は年金でのほほんと暮らしていけると思ったが、甘かったね・・・