7/16(火) ウクレレ・レディ
前から気にはなっていたが特別に興味を持っていたわけではなかったが図書館で偶然に「母オモニ」を手にして「「悩む力」「続悩む力」2冊と一緒に借りてきた。
 
「母オモニ」のほうは1日で一気に読んだ。
力強いお父さんとお母さんのもとで商売もうまく行き本人も悩みながらも早稲田大学からドイツに留学して、当時の日本人の平均的な生活者よりも恵まれていた。
 
ご両親の仕事が元請け廃品回収業で、当時では商売自体が波に乗っていた。
私の叔父も横須賀で同じような仕事をしていて軍港という土地柄スクラップがたくさん出て裕福な暮らしをしていたのでよくわかる。
 
最初は片方の親が日本人かなーと思っていたが、ご両親とも韓国の方で自分の意思で日本に来たので両親も子供たちも韓国籍だ。
 
最初永野 鉄男という通名を名乗っていたが、22歳の時伯父を頼って韓国に旅行に行ったとき感じることがあり「羹尚中カン・サンジュン」を名乗るようになった。
ここのところがあまり詳しく書かれていないので何を見て何を感じて韓国名を名乗ろうと思ったかがわからない。
 
在日の方は在日であるが故の悩みを抱えている。
「私は誰であろうか、私の国はどこだろうか」
日本生まれの日本育ちの方は特にそう思うと思う。
 
でも日本にいる在日以外の日本育ちの外国の方はこれほど悩むだろうか!
 
この本の「母オモニ」の苦労はあの当時の日本の世情からすれば特別な苦労だとは思わない。
 
私の母も夫を亡くして私を育てる為に非常に苦労していたので朝鮮人だから苦労したとは思わないが差別は有っただろう。
 
「母オモニ」は無学だが非常に芯が強く商才があり、かなり愛情深く(韓国の方は家族には特別な思い入れがある)子供たちを育てている。
 
羹尚中さんは一般の在日の方と違って声高に在日の特権とかを要求しているわけでもなく静かな語り口で意見を述べテレビなどに登場している。
 
ただ在日の方のグループがたくさんあり「民団」「韓国文化研究会」「在日韓国学生同盟(韓国文化研究会)」など在日の要求をたくさんしている。
 
羹尚中さんはメディアや本を読んだ限りでは気持ちは韓国の方なんだなーと改めて思う発言が多い。
 
 
あるテレビで在日の女性の方が発言していた。
「日本の国って日本人だけのものですか?」
そこにいる日本人の皆が唖然としていた。
 
日本は日本人と在日の方が共有していると思っていたのでしょうか。
多分大方の在日の方はそう思っているかもしれませんね。
韓国の方はすぐ歴史を勉強しなさいと言うが、そもそも韓国には世界史というものがほとんど存在しない。
有るにはあるが大学の入試には必要ないので誰も選択しない。
 
韓国人はどこで歴史を勉強するのだろう。小学・中学ごろに博物館などにいってこれだけ日本人は悪いことをしたんだよ、と教わるだけである。
 
反日の教育をしている朝鮮学校の無料化を要求したり、参政権を要求したり、日本人と同じ権利をいろいろ要求している。
帰化しているなら問題ないが韓国籍での要求はおかしい。
 
歴史がどうだろうが、日本に来たいきさつがどうだろうが日本国籍を持たない人は朝鮮人だろうが韓国籍だろうが外国人である。
 
在日で老齢年金をくれないのはおかしいと裁判に訴えて敗訴になった人がいる。
 裁判官は老齢年金は日本人のための年金だと言っている。
 
また歴史を勉強して、と声高に言われそうだが、強制的に日本に連れてこられたのは数百人に過ぎず敗戦後希望者は本国に送還している。
現在残っている在日の六十万人の方は自分の意思か密航者で本国に帰るに帰れない人たちである。
 
「母オモニ」の内容からそれた記事になってしまったが在日の方は日本人にはなれないんだなー、韓国の代弁者としていろいろ権利を要求しているが、日本を思う気持ちはないんだな~とつくづく思う。