大人が知らないおカネの仕組み | ◆Promnade~「音楽と時事放談」

◆Promnade~「音楽と時事放談」

作・編曲家 彦坂恭人(ひこさか やすと)

Yasuto Hikosaka's Weblog

■大人が知らないおカネの仕組み

銀行側は持っているおカネを貸し付けている訳では無く「信用創造」でおカネを生み出している。
その為、銀行にとって「資産」が増加しているのみならず、世の中全体の「通貨供給(流通)量」も増える。
預けられていたものが又貸しされているのではないというのがミソ。

貸付金100 ¦預金100

※貸付は「資産」になる。

日本経済が好調の時は、実際に民間銀行による貸付が盛んであったが、1988年のBIS規制(国際決済銀行)により大幅に制限されてしまった。

因みに、日本政府の返済能力に制限はない。
あるとすれば供給力による制限だ。
どれだけおカネを刷っても(打っても)、買えるものが無くなれば無価値だ。

その場合、戦後のように極度のインフレになるであろう。