日本は未だに封建制で運営されている | ◆Promnade~「音楽と時事放談」

◆Promnade~「音楽と時事放談」

作・編曲家 彦坂恭人(ひこさか やすと)

Yasuto Hikosaka's Weblog

⚪財務省は30年も誤った貨幣観で日本を運営してきた。

▶長期経済停滞から抜け出せない日本にとって財源は国債発行一択。

『消費税は特定の世代に負担が集中せず、税収が景気の変化に左右されにくく、企業の経済活動にも中立的であることから、社会保障の安定財源として適している』

そもそも、税を財源にするのは『封建領主』の発想です。
集めて配るのでは経済成長などするはずもありません。政府が通貨発行(国債という手続きを通じて)するからそれが『資金』となって経済発展するのが資本主義のモデルなのです。

これを全く理解出来ていない人間が多いので、そこにレントシーカー(国に集って金儲けする輩)が生まれ、日本は衰退と弱体化の一途を辿っています。

財務省に意見をぶつける、『財政健全化』や『歳出改革』を叫ぶ議員や候補を当選させないことくらいしか国民にはできませんが、それすらやっていないのが病巣の深さを物語っています。