■政教分離とは?
憲法9条が拡大解釈を許している様に、憲法20条も拡大解釈が可能である為、この問題は簡単な解決は難しい。
一般的には政治と宗教を分離せよ。で終わりだが、細かく言うと「日本国家が特定の宗教と結びつき権力を行使してはならない」という意味であるため、宗教と政党の結び付き自体を禁止しているとは確かに言い難い。
それを言ってしまうと議員個人の信教の自由をも制限することになってしまうからである。
その為、明らかに宗教団体がバックにいる政党(公明党など)の存在自体は否定されないのである。
しかし、そこには注釈があり国家運営にとって
、明らかに害を成す宗教までも自由とは言っていない。
ここの証明がとても難しく、テロを起こすような分かりやすい団体出ない限り安易に糾弾できないのではないか?という解釈も出てくるのは当然であるし、宗教自体を否定しては寺社仏閣との関わりも全てノーとなってしまうのは行き過ぎであろう。
最終的には政治家のモラルに任せている点が問題なのかもしれない。