いかな旅好きな私でも、コスタリカでクルーズの楽しさを吹き込まれなかったら挑戦はしなかっただろう。
とりあえず、サン・ペドロのオリエントツアーに勤めていた日本人の方に、サンホセから往復の航空チケットとホテルチケットとクルーズチケットの一式を作ってもらった。この冊子をバウチャーと言うのも始めて知った。日本ではクーポンと言ってた。
マイアミから3泊4日のカリブ海クルーズ。7万トンと言うでっかいファンタジー号、この会社の特徴は船の上にある赤い鯨の形をした尻尾のマークである。
うろうろしながら乗船、いつの間にか出航していた。スペイン語は勿論英語も話せない老夫婦、避難訓練なんか集合場所を探すうちに終わってしまっていた。
気がついたら、マイアミの運河?を進んでいった。4~5人の日本人の女性客も乗っていて、何回もクルーズを経験したとか。一度乗ると病み付きになるとの言葉どうり私達もはまってしまっている。
夜にはナイトショーを楽しんだ。ダンスショーなら言葉は関係なし。
翌朝、ナッソーに着いた。オプショナルツアーで市内や水族館見学で過ごした。ナッソーにもう一泊して出航。
最後の夕食はメキシコスタイル、ウエイターはメキシコスタイル、首にレイや頭に冠をかけさせられた客、またマリアッチの登場、料理よりもエンターテイメントで楽しませてくれた。気さくな人が多く、会話が出来なくても気兼ねなく食べれた。
今年の春、3泊4日の日本のクルーズに乗った。
料理は行き届いて、きめ細かい気配りは良く皆さん粛々と食べていた。話しかけた時、話題が豊富で話し上手な人と同席すれば気がまぎれるが、今回はそうでなかったので気詰まりを感じ、しだいに夕食に行くのが億劫になった。