これから刑務所に入る予定の方は必読。笑。
刑務所で購入できるものは案外多くある。
筆記用具(ボールペン、ノート、消しゴム、便せん等)、下着類(シャツ、パンツ)、運動靴、メガネ(施設による)、シャンプー、石鹸、本、雑誌、新聞、マンガ、エロ本、メリヤス(ヒートテックのような物)、靴下、歯ブラシ、歯磨き粉、ティッシュ、お菓子(3類以上月1回から2回程度)、タオル等、生活必需品はほぼ買える。
お金さえあれば買えるが、金を持ってない受刑者には官物が支給される。
しかし官物はあまりにも物が悪く、運動靴は外では薄くて足が痛かったり、歯ブラシもすぐ駄目になるが変えてはくれなかったりとひどい状態なため、皆購入する。
刑務所内で現金は持てないので、領置金(刑務所が自分のお金を管理してくれる)の範囲内で月に1回程度購入日が決まっているのでリストにチェックを入れ購入する。
お菓子については、3類以上になれば月に一度決まった日にお菓子を食べることが出来る。
これは一番の楽しみと言っていい。お菓子は自分で自由には選べず、官又は施設によっては受刑者の代表がその月のお菓子を決める。
お菓子一度につき500円、内容はオレオ、ポテトチップス、コーラといったもの。
2類になれば月に2回、1類になれば弁当も頼めたりする。
下着類、靴下、タオル等は拘置所から使用している物を許可する施設もあれば、許可しない施設もある。
なので、刑務所に入る前に購入するのはお勧めしない。
しかし、刑務所内で販売されている物品は娑婆の物に比べかなり割高で高いなといつも感じてた。
メリヤスについては、ラクダ色のじいちゃんが着ていた肌着によく似ていて、ヒートテックを持ち込んでた者が羨ましかった。
メリヤスもかなり高くお金のない者達は官物を使用していた。
ちなみに刑務所内で購入できるものは、面会時に差し入れ可能で受刑者にとっては大変ありがたい。
購入品以外で差し入れできるものは、写真、コンタクトレンズ、メガネ、現金が代表的な物。
待ち人、子供達、友人の写真などは受刑者を励ますものとなる。
薬、食べ物、飲み物等は一切差し入れ出来ない。
また娑婆で買ったシャンプー等も差し入れ禁止。
他にも本や雑誌は差し入れ可能。
本や雑誌も差し入れの中では受刑者に喜ばれる。
ちなみに作業報奨金は、入所当所は月300円程度なので経済的に余裕があれば少し現金を差し入れてあげるとよいかと思う。
ただし、過剰な現金は必要なし。
月に3000円あれば十分、月に1万なんて要求されたらバカタレと言ってやってください。笑。
もちろん真面目に勤め、刑期も1年を過ぎれば月3000円から5000円程度は報奨金でいただけるので、現金の差し入れは必要なくなる。
作業報奨金は1等工から10等工まであり、最初はみな10等工からスタート、10等工は時給4円程度、1等工は50円程度、最大稼ぐ受刑者でも月に1万程度と思っていれば間違いない。
これが高いか安いかは人それぞれの感じ方。
皆さんは一生刑務所など無縁であって欲しいと願います。笑。
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