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秋の情緒は 漢字!? それともカナ?


Gonbeのブログ-萩
日中はともかく、このところ朝夕はしのぎやすくなってきた。陽が落ちてからの散策、虫の声が聞こえ、“秋”を感じさせてくれた。




食欲の秋、読書の秋、本当にこの季節を満喫したいと思うが、新聞・テレビの表記で抵抗を感じることがある。

秋の食材といえばまず“秋刀魚”、花といえば草冠に秋と書く“萩”、“鈴虫”の音も心に沁みいる。ところが、秋の情緒を感じさせてくれるこれらの漢字は、どうしたことかほとんどがカタカナで表記されている。Gonbeのブログ-大文字草

せっかく素晴らしい名前がつけられているのに、カナ表記では味気ない。とりわけ山野草の名前はどれも魅力的、漢字で表記してほしい。花弁が“大”の格好をした大文字草、梅鉢の紋に似た形の梅鉢草、逢坂の関あたりで見られる逢坂草(節黒仙翁とも)。誰が考えたのか、いずれも花の姿をイメージできる的確な名前がつけられている。

 

あまり細かく説明すると、せっかくの秋の情緒が削がれるような気がするので、今夜はこの辺で。