東京財団では、「団塊の世代の底力を活かすアイディア」を募集してます。
アイディアを一行コンセプトで書き(40字以内)、その説明を400字以内で記述します。
募集期間は、2005年10月15日(土) ~ 2005年11月15日(火)、賞金は、1等10万円、2等5万円、3等3万円
審査基準は、「具体的でわかりやすい」「目からウロコ」「直感・人間の心でわかる」です。
ネットで投稿しますが、詳細はここ


この「一行コンセプト」と「団塊世代の社会への活用術」のテーマは、東京財団の日下公人会長がじきじき指示したテーマです。
一行コンセプトは、学者のようにああでもない、こうでもないとごちゃごちゃいうのでなく、ずばり俳句のように一行でいいたいことを表現することです。さらに、日下会長は、最近、「人口減少で日本は繁栄する―22世紀へつなぐ国家の道 」(祥伝社)を書きました。
人口減少と日本の繁栄は、直接因果関係にあるわけではありませんが、情報化社会になり、日本の技術が世界に役立ったり、日本の文化が世界に広がる段階に入り、こうして日本の新しい繁栄が始まると主張してます。


私は、「ポスト産業資本主義経済」になり、日本がその主役になって新しい資本主義を先導するので繁栄するんだと理解しました。

こんな基調から生まれたアイディア募集です。


団塊の世代は、日本のビジネス流儀や世界があこがれる日本流ライフスタイルを体現しており、日本流のソーシャルキャピタルになったり(アメリカよりも良質なそれになる可能性があります)、情報化社会での新しい役割を担うアイディアを具体的に考えてみてはどうでしょうか。


団塊世代は、オールドな会社社会では邪魔者でしたが、そんな会社社会の方が、先に衰退して行くのです。団塊の世代が、なじんだオールドな社会から離れ、一人一人が自信を回復し、21世紀のこれからくる社会でこう役割をはたしたいと言えばいいんですよ。