サポート校から訪問に来てもらうようになって
3ヶ月目に入った
9回目のこの日は
息子が自分からリビングに出てきたの
前回までは
私から誘いにいって
なんとな~く出てきた感じだったけど
この日は
いつものように
玄関入って、まず、息子の部屋の前で
挨拶をしてくれるJさん
『もし良かったら
気が向いたら
一緒にお話しましょう~』
って感じで
ひとまず挨拶してから
リビングで私とJさん談笑
それまでは
なかなか部屋から出てくる気配がないので
頃合いをみはからって
誘いにいっていたけど
この日は
誘いに行かなくても出てきてくれた息子
このところ
息子の様子がちょっとね
食があんまりすすまない様子で
体調、良くないのかな
また、食欲なくて気分が優れないのかな
大丈夫かな
つらいのかな
もう、これ以上
(サポート校の方に)家に来てもらっても、本人はつらいのかな
とか
マイナスなことが頭をよぎったり
いやいや
考えすぎかもな
食がすすまないときだってあるだろうし
ふさぎこんでいるって
思うのは
勝手な思い込みかもしれないしね
とか
いろいろ思っていたんだけどね
私の思い過ごしだったのかな
この日は
息子、じょう舌だったよ
担当のJさん
聞き上手なのね
最近、ギターはどう?
っていう話から
ギターは
私が買ったもので
なんとなくね
息子も興味持ってくれたらいいな
って思って買って
息子
ちょいちょい
練習しているの
指がうまく押さえられないとか
好きな曲は
コードが難しいのが多いとか
なんだかんだ言いながら
上達しているのよ
で
この日もね
『ちょっと、ギター取って』
って
自分からね
ギターを手にして
曲の説明をしてくれたの
この2ヶ月余り
ギターを
弾くタイミングね
何度かあったんだけどね
私から
弾いてみたら?
って言うのもね
なんとなく
違うよな…って思って
息子が自分から
弾きたいって思ったら
そう思うまで
私から
余計なことを言わないようにって
心がけていたのよ
偶然にも
いや
必然なのか?
Jさん
バンドマンで、ギターとボーカルやってるらしい~
ギターのこととか
いろいろ詳しくて
息子の悩みにも
耳を傾けてくれて
『こんど
いつか
セッションとかできたら
いいなぁ~』
なんてことも言ってくれているの
『どんな曲が好きなの?』
っていうJさんの振りから
息子、いろいろと語り出したの…
最近の流行りの曲も
いいとは思うけど…
『ボクは
こういう曲の方が
心に刺さった』
とか
『詩の内容と曲が合っていて
聴けば聴くほど味があって
いいな…って思える』とか
息子なりの
考察を語ってくれた
その話に
耳を傾けて
肯定してくれるJさん
自分も
流行りの曲より
そっちにひかれるタイプかも~とかね
お笑いの話とかもね
この日は
息子が好きなもの
興味のあるものの話で
息子がいろいろと
語った日だったよ
喋りたいのよね
喋って
それを認めてくれる存在
楽しそうに自分の話を
聞いてくれる存在
そういう存在が
親以外の第三者がね
いてくれるという実感
自分のことをわかってくれる
認めてくれる
そんな存在に
少しずつ
近付いているのかな
まだまだ
先はなが~いなが~い道のりだろうけどね
なんとなく
ゆっくりと
前に進んでいるといいな