仕事中はマナーモードにしているスマホ


仕事が終わり、アパートにつきひとりの晩ごはんを用意して、ふとスマホを見た


着信履歴の名前をみた

また、少し、動きがあったのかな?

それとも、また何か問い合わせだろうか?

何かあれば連絡してくださるとおっしゃっていたから


あわてて、すぐに電話をかけた

私 

「いつもお世話になります。◯◯です」

お相手

「こちらこそお世話になります。今日連絡がありまして、公務災害の認定がおりました。とり急ぎそれだけ先にお伝えしようと思って!」


「とおったんですか!・・・」

気持ちがふぅーとぬけていく

お相手

「はい!勤務時間などから大丈夫だと思っていましたが、主治医の件もあり長引きましたが!」

「もうダメなのかと思っていました。何だか気持ちがふーとして、、ありがとうございました!」


電話をきる


今度はあわてて夫のお仏壇に行く

手を合わせて報告する

「お父さん〜 お父さん〜 お父さん〜、、、」

何度も何度も繰り返し嗚咽が止まらない


なんとも言えないとはこの事なのだと思った


夫が亡くなったのは職務上の原因であると認められたこと


いろんな想いが込みあげてくる


子供たちの家族LINEに報告を


しばらくして息子から電話があり、話すうちにだんだんと落ち着いてきた

「お父さんと一緒に子供であるあなた達にささえてもらったからここまでこれたと思うの。ありがとう!」

そう言って電話をきった


今日はサッカーのニュースを見るつもりだったがもうふっとんでいる


思いきって決断した結果だと

そして夫には、言葉じゃだけではつたえられないたくさんの想い


今、何もかもがいっぱいの私がいる