②の続き、最終編は息子のこと。

小学生で自ら塾行きを決め、楽しんだ長女、
塾には行かずに、地元の公立中学を満喫した次女。
末っ子長男は、どうしたのか?

息子が小学校3年生の三学期、中学受験を決めた友人達が次々と通塾を始めた(中には小学校1年生から通っている子も)頃、突然息子が言った。

「俺、塾に行きたい」
どうやら、低学年から塾に通っている子に
「こんな問題も解けないのか?」
と馬鹿にされたことが悔しかったらしい。
なるほどね。

塾を楽しんだ長女、「R(弟)には、まだ早い。やめときな」
塾にいかなかった次女、「まあさ、本人が行きたいって言ってるし、それに6年くらいになると、行っときゃよかったかなーって思うかもしれないから、行かせてあげれば?」(そうだったのか?笑)

そんなこんなで?新4年生から息子の塾通いは始まった。幼稚園から続けているサッカーも、そのまま続けた。





サッカーでは、地区のトレセンにも合格し、チームのキャプテンも任された。

6年生直前のとある朝、
息子が言った。
塾を辞めたい
6年になると、土日も塾。
サッカーの試合に出れないのは嫌だというのだ。

長女、「いいんじゃない♪サッカー思いっきりやりな
次女、「まあさ、塾で学んだことは公立の中学でも活かされるよ♪今までよく頑張ったね」
いつも厳しい姉達の優しい言葉に、息子は驚いていた(笑)

私、「すぐに辞めますって、塾に連絡するね♪」
何だか嬉しかった。


そんなこんなで、3分の会話で2年も通った塾をあっさり辞めた。(塾長には説得されたが、私の気持ちは揺らがなかった)


その後、地元の公立中学に入り、すぐに塾に行き出した。
次女に「私は部活を引退してから塾に入ったけど、それじゃあ遅いと思った」と言われたことも大きかったようだ。

以前、大好きな花まる学習会の高濱先生が、
男子の場合、勉強に向いている時期があります。二次成長の遅い子は、中学受験に向いていません。」とおっしゃっていた。

「例えば国語の読解で、野球で○くんがボールを投げていました。
木の影で▲ちゃんがじっと見ていました。
その時の心情は?と聞かれて、
うざい、と書く子は、まだ早いです」

確かにそんな女子の微妙な気持ちはその時の息子には理解出来なかっただろう。
国語の成績が今一つだったのはそのせいか(笑)

中学に入ると、野太い声に変わり、国語の成績も飛躍的に伸びていった。
女子の恋心もわかるようになったのね(笑)

このことを、中学受験を経験して、周りを見ていた長女は、最初からわかっていたんだな~

中3年の夏を迎えた今、息子は真剣に勉強に取り組み始めた。
まあ、どこの高校入っても上手くやっていくのだろう。

お友達のおばあちゃまがおっしゃっていた。
4月に入った学校がその子にとって一番いい学校なのよ
確かにその通りだと思う。

与えられた環境を楽しむ力を持っていればそれでいいのだ

今、息子が頑張れているのも、全部自分で決めて、それを家族が受け入れて応援してきたことも大きいように思う。姉達にも感謝である。

思春期のこの時期に、塾で素敵な大人の先生方と触れあえることもとても楽しいようだ。
温かく、時には厳しく接して下さる先生方には感謝の気持ちでいっぱいだ。

塾=自分を認めてもらえる場所だった

 

これからも、遠巻きに見守っていこう。

三姉弟、みんな違って面白い。


 


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